かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

りすぺくと

 僕は彼女を信用している。

 彼女の言うことのほとんどは正しいと思っている。

 二つの選択肢があったとすると、彼女が選んだ方を正解だと信じる。

 もちろん、彼女が間違うこともあるだろう。

 手放しに彼女の言うことを鵜呑みにしているわけじゃないよ。

 自分でもちゃんと考えている。

 自分で考えても答えが出ないもの、不安なものに関しては彼女の意見をかなり参考にさせてもらっている。

 自分が正解だと思っていることに関しても、彼女が違うんじゃない?って言えば、それを踏まえて再考するようにしている。

 僕が絶対正しい!なんてことは言わない。

 彼女のほうが正しいことのほうが断然多いし。

 自分の考えの方が頼りにならなくて、彼女のほうが頼りになるって思っている。

 この、なんでもかんでも彼女に聞けば安心って思っているのが、信頼しているってことなんだれども、同時に甘えとか頼りすぎっていうことにもなりかねない。

 彼女に聞けば解決!!って思うんじゃなくて、自分でも考えたり調べてみたりしなくちゃいけないなあって思う。

 一緒に住むにあたって、必ず必要になってくるものっていうのがある。

 お箸とか鍋、フライパン、バスマットとか洗剤とかの細かいもの。

 そういうのは僕が考えるよりも、彼女が考えてくれた方が本当に必要なものを挙げられると思う。

 そこで彼女にリストアップを頼んだ。

 彼女に任せておけば安心だって思える。

 彼女のことを信じているというか、高く評価している。

 こういう仕事をきっちりこなしてくれる人だって。

 案の定彼女の仕事は早くて、その日のうちに簡易的なリストを用意してくれた。

 かなり具体的に必要なものが見えてきた。

 あとは金額面だね。

 彼女にお願いすれば、完成度なんて心配しなくても良いレベルのものがきちんと出来上がってくる。というのはこういうことだけじゃなくて、一緒に仕事をしているときも感じてたことだ。

 これくらいやってくれるだろうとか、こういう風にやってもらえたらいいなっていう期待を上回ってくれる。

 期待以上の仕事をしてくれるのが彼女という人だ。

 最高だよね。

 だからこそ、ずっと信頼していられる。

 彼女に任せれば安心って思える。

 これからも彼女を信頼して、過ごしていきたいと思う。

 おわり。