かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

ぷちとまと

 今日は仕事がとってもしんどかった。

 最近毎日のようにしんどいって言ってるけど、ここ最近では最もきつかった。

 朝から晩までほぼ全力で働きっぱなしって感じで。

 大変しんどいのだけれど、家に帰るのが楽しみなので頑張っている。

 毎日、家に帰れば彼女がいてくれる。

 安心する。

 しんどくて、声も出したくないような気分でも、彼女の顔を見ると安らぐ。

 今日も、ぐったりでダメな僕を優しく介抱してくれた。

 晩ごはんもばっちり作ってくれてあって、すぐに食べられた。

 帰りが遅くなっちゃって、とっても申し訳ない。

 決まった時間にピタッと帰ってこれればいいのに。

 ところで、僕が彼女にされてイラってすることってそうそうない。

 そう思ってた。

 でも気づいた。

 イラッとすることあるなって。

 まず、くすぐられるのが非常に苦手。

 脇をこちこちょってされるのはもちろん、脇にガッって手を挟まれるのも無理。

 彼女はくすぐるのが楽しいらしくて、僕がどれだけ嫌がっても狙ってくる。

 やってくる彼女にイラッとするというよりは、くすぐったさにイラッとする。

 くすぐったいのから逃れようとすると力加減ができないので、彼女の手を捻ってしまうとかやりかねなくて、それも心配になる。

 あともう一個が、毛を抜かれること。

 ぴょんと一本だけ濃い毛が首筋から生えてるとか、背中に生えてるとかあるんだけど、それを抜かれるときの痛みが耐え難い。

 これも彼女にイラッとするというよりは、痛みにイラッとする。

 どちらも、やってくる彼女には別段ムカつかない。

 やめてよ~とは思うけど、スキンシップの一環だとも思う。

 ただ、くすぐったさと痛さにはイラッとしてしまう。

 あーもうくっそー!いてええ!!ってなる。

 彼女がそれをやるのはいいんだけど、抵抗はさせてもらいたい。

 おとなしくくすぐったさと痛さを享受するのは難しい。

 なんか前より、毛を抜く痛みに耐えられなくなっている気がする。

 めっちゃいたい。

 どうしたんだろう。

 くすぐったさは前からだったけどさ。

 楽しそうな彼女を見ると、その楽しさを奪ってしまうことに少しだけ罪悪感が芽生えるのも事実。

 我慢できる範囲で、この形式のスキンシップをはかっていこうと思う。

 おわり。