かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

かりあげ

 今日もお仕事を頑張りました。

 想定より早く仕事が終わったので、髪を切りに行くことにした。

 仕事が早く終わると、かなり余裕を持って切りに行ける。

 事前に予約しておければ一番良いのだが、毎回当日の直前になって電話することとなる。

 一回家に帰ってきて、着替えてから出発。

 彼女にかっこよくしてくださいって言って切ってもらいなと言われながら家を出た。

 刈り上げてツーブロックにするなんて、一年前の僕には考えられなかった。

 でも今はやっちゃう。

 さくっと切ってもらって、帰りにコンビニへ寄ってお土産を買い、帰ってきた。

 かなりのかりあげクンっぷりに軽い衝撃を受けた彼女だったがすぐに慣れてくれた。

 自分で見たときに、うわおと思ったから、彼女がどんな反応するかなあって心配だったけど、受け入れてもらえてよかった。

 三年前の僕が今の僕を見たらどう思うだろうっていう話を彼女としてた。

 こんな髪型にして、一体なにがあったと思うだろうって。

 三年前っていうと、ちょうど彼女と出会った頃って思ってたけど今見たら違った。

 このブログを書き始めたのがちょうど四年前。

 彼女と出会ったのはそれよりも更に半年前くらいなので、出会ってから四年半も経ってる。

 まじか、すげえ時間進んでる。

 びっくり。

 三年前の僕が今の僕を見たら、何ていうかな。

 髪型は笑われそうだなあ。

 でもなによりもまず、彼女との関係はどうなったか聞くだろう。

 そうしたら僕はニヤニヤしながら答えてやるのだ。

 結婚したよ、僕とって。

 一体三年前の僕はそれを聞いてどうなるんだろう。ぶっ倒れるんだろうか。歓喜の舞を踊るのだろうか。それとも信じないのだろうか。

 泣くかも知れない。

 うーん、想像できない。

 三年前の彼女にそれを言ったら、笑われるだろうね。ありえないって。

 信じてもらえないだろう。

 二年前の彼女だって信じてくれないと思う。

 それくらい奇跡的なことが起こって、今僕たちは一緒にいる。

 髪型の話をしていたのに、妙にしんみりしてきた。

 足早に駆けてきたここ数ヶ月。

 少し振り返って、今までの自分を見つめる時間が必要かもしれない。

 今度やろう。

 おしまい。