心のゆとり
春休みがほしい。
一ヶ月くらいゆっくりしたい。
しかし一ヶ月も現代社会から離れていると、もう社会は僕を必要としなくなるだろう。
今だって必要とされているか怪しいと言うのだから。
生活だってできなくなっちゃう。
ゆとりがほしい。
自分の責任であれこれ考えてやらなければ行けない仕事が増えて、量としてはそれ程でもないのだけれど、頭が追いつかなくなってきている。
もう新人は通用しなくなる時期になってきたから、自分で考えて行動していかなければいけない。
そうすることが当然のこと。
手取り足取り教えてもらう時期はもう終わった。
やらなきゃいけないことと、考えなきゃいけないことが一日中ずーっと僕にまとわりついてすっきりしない。
ついでに英語の女性ボーカルソングを聞くと、この間観た映画を思い出して少し気分が沈む。心への影響具合でいえば素晴らしい映画だね。
自分を少し客観的に見てみると、ゆとりが足りないのかなあと思う。
時間に追われていたり、やることに追われていたり、のんびり過ごしたいと思っていても、のんびり過ごそうとしてない。できていない。
心だけが急いでしまっているような感覚。
そういう僕の感じが彼女に伝わっていると思う。
嫌な僕が出ていると思う。
心に余裕が欲しい。
何かに追い立てられているようで落ち着かないこの気持ちを、ゆっくりと落ち着けて、のんびり構えられたらどんなに良いだろうか。
一歩引いて自分を見て、冷静になろうと思う。
おわり。