かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

日曜日

 休日ホリデーやっほっほい。

 今日ものんびりお昼近くまで寝た。

 もぞもぞと起き出し、朝ごはん兼お昼ごはんとして、フライパンでトーストを作った。

 思いの外美味しい。

 片面ずつ焼くだけ。

 なのにおいしい。

 彼女も喜んでくれた。

 それから支度をしてお出かけ。

 本屋さんとドラッグストアと回った後、僕の実家へ行って一息ついた。

 実家の駐車場に停めた自分の車の汚さに、洗車を決意。

 彼女には申し訳なかったけど、母と談笑してもらってせっせと車を洗った。

 一時間くらいでなんとか終えた。

 洗うだけだったらもう少し時間を短縮できたんだけど、窓の水弾きも悪くなってたし、少し時間を掛けて丁寧にやった。

 彼女はすっかりうちの母と仲良くなったので、二人きりでいてもらっても安心していられる。

 もなかもいるし、困ったときはもなかに助けを求めれば大丈夫だ。

 とはいえ、彼女のことを放置はできないので、ちゃんと気を遣わなきゃいけない。

 思いつきの洗車を自由にやらせてもらえて満足した僕。

 実家を後にして、部屋に置く椅子を探しに行った。

 これだ!っていうような椅子がない。

 何箇所か見て回ったけどだめだった。

 椅子は見つからなかったけど、彼女が欲しいと思っていたスープマグのいいやつを見つけて、購入。

 これは思いがけない収穫だった。

 仕方がないので椅子は諦めて、スーパーに買い出しに行った。

 これが今日最後の予定。

 晩ごはんにお好み焼きをしようと、材料を買って、その他必要なものを買い込んだ。

 帰宅すると彼女がダウン。

 身体がとってもしんどくなっちゃったみたい。

 きっと疲れが溜まっているんだろう。外出もたくさんしてぐったりだったんだと思う。

 僕ははりきってお好み焼きを作った。

 一人で作るの初めてだし、上手にできるのかなと思ってたら、思った以上に上手にできた。

 美味しかった。

 あれは多分、僕の実力ではなく、お好み焼き粉が有能だっただけなんだけどね。

 彼女に褒めてもらえて、美味しいものも食べれて、いい気持ちだった。

 今度、休日に二人とも一歩も家を出ない日というのを作りたい。

 出ないようにするではなくて、出ちゃいけない日。

 ちょうど来週は三連休なのでその中の一日をそういう日にして、とにかくだらけたい。

 食事は全部インスタントとかにしてね。

 もっともっとたくさん休んでだらけないなあと思うのでした。

 おわり。