かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

お届け

 今日は彼女と僕、二人ともお休みだった。

 平日なかなかやりたいことができない分、休日に予定が詰め込まれる。

 休日にしっかり身体を休ませることができない。

 だからといってやることをやっておかないと、平日に負担が掛かってしまうわけで、なかなか難しい。

 と言いつつ、寝坊した僕。

 午後から活動を開始した。

 お昼ごはん作って、洗濯して、支度を終えたらお出かけ。

 今日一番のお買い物は、はんこ。

 彼女用のはんこを僕の姓で作った。

 僕が当初思っていたはんこよりも高級なものになったけど、後悔はなく、良いものが買えた満足感があった。

 その他ちょこちょこ色んな所へ寄りつつ、僕の実家にも立ち寄った。

 母はいつも、僕らが来ることを知っていると、なにかしらのお菓子とか食べるものを用意してくれてる。

 おそらく僕らが来ることが嬉しいのだろう。

 もてなしたいんだと思う。

 コーヒーを頂きつつ、チーズケーキを食べて帰ってきた。

 スーパーへ週末の買い出しにもいった。

 欲しいものを、あんまり金額を気にせずに買いまくったら、結構使ってしまった。

 買いすぎたかなという気も少ししたけど、満足したのでよしとする。

 家に帰ってきて、ご飯を作って、ひと休憩してから婚姻届を書いた。

 かなり重要な、人生に一度のことである。

 失敗は許されないというプレッシャーの中、見事に一枚目は失敗。

 練習と割り切って、他二枚は成功した。

 これを提出すれば、僕と彼女は晴れて夫婦となる。

 でもやっぱり僕たちは、婚姻届わくわくだね!!夫婦だね!!とかじゃなくって、失敗したらどうしよう慎重に書かなきゃという感じで書いてた。

 落ち着いてる。

 嬉しい気持ちはあるんだよもちろん。

 でもなんか、大事なことだし絶対に必要なことだからやっとこうかなというような感覚がある。

 僕にとって、形式というのは重要ではなくて、彼女と一緒にいられることが一番重要だ。

 そのために必要な手続きであるわけだから、きちんとやろうって感じ。

 これで社会的にも僕ら二人が一緒にいることが認められるわけだ。

 素晴らしい。

 提出はもう少し先だけど、準備ができつつあって安心だ。

 おわり。