かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

素敵な旦那さん

彼女は家事をいっぱいやってくれる。

もちろん、彼女がやらなくてはいけない仕事と決まっているわけではない。

僕も出来るだけ手伝うようにしているけど、彼女にやってもらうことが多い。

今日は仕事終わりにおしゃれ番長の家に行った。

彼女が晩御飯をご馳走してもらえるというので、ついでに参加させてもらったのだ。

番長の旦那さんが手料理を振舞ってくれて、とっても美味しかった。

プロの味みたいだった。

気がきくし、優しいし、料理が上手だなんて素敵だなぁと思った。

僕は大して料理を作れないし、彼女に対して気の利いたことができてるのかなぁと少し考えてしまった。

自分が人として未熟なのではというような、劣等感が僕の中のどこかに存在してる感じがする。

彼女は僕と他の誰かを比べて、お前はだめだなんて言ってくる人じゃないし、きっと僕のことをすごく認めてくれてる。

だから、他の素敵な旦那さんを見ても、僕がそれに負けているとは思わないはずだ。

自信があるって言うと調子乗ってる感じがするけども、そこは彼女のことを信頼してる。

誰かと比べて僕を貶めるような人ではない。

僕のことをたくさん褒めてくれるもの。

あの人の旦那さんはこんなに素敵なのに、それに比べてあなたは、みたいに言われたら結構きつい。

とにかくおしゃれ番長夫婦は良いご夫婦だった。

今の自分たちに近い境遇のお二人だから、勉強させてもらうこともあるし、話しが合うから楽しい。

少し先輩って感じで。

料理の残りも明日用に貰って、たくさんお世話になって帰ってきた。

また遊びに行きたい。

旦那さんは同い年だった。

でも先輩みたいなしっかりした人っていう存在感があって、少し気後れしてしまった。

今後仲良くなれたらいいなぁと思う。

お料理教えてもらいたい。

そして僕も素敵な旦那さんになるのだ!

おわり。