かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

シゴト

 僕も彼女も仕事をしないで生きていけるのならば、働かずにいたいと思っている。

 正直、働くことに向いていないと思う。

 働かずにはいられないという人がいるが、にわかには信じがたい。

 仕事しないで遊んで暮らせるのなら、最高じゃないか。

 道楽で働くというのはありかもしれないが。

 仕事をする理由なんて、お金の為でしかない。

 やりがいを感じるっていうのも、賃金が発生している上での、更に上位の価値だと思う。

 お金を貰えないのであれば、やりがいだけあっても続かないっしょ。

 あんまりにも雑な意見だけどね。

 あとは世間的な立場というのもあるかもね。

 働いてないと、周囲の目が気になるみたいな。

 僕と彼女は、お金があれば働かないと思う。

 二人で楽しく過ごしていればいい。

 仕事なんてストレスを蓄積する場でしかないのだから。

 仕事をすることで得るものもあるのは間違いない。

 人生にも影響するような出会いがあったり、役に立つような知識が身についたり。

 現に僕も、仕事をしていたから彼女に出会えたわけだ。

 お金持ちで働かなくてもいいような生活をしていたら、彼女には出会えてない。

 僕は働かなくちゃいけないにしても、彼女には働かなくてもいいような生活をさせてあげたいと思ってる。

 思っているだけで、それを実行できる日が来るのかは謎だけどね。

 彼女は仕事ができる。

 人よりも、割り振られた仕事を上手にこなすことができる。

 自分から進んで、気づいたことをやることもできる。

 つまり、できない人の尻拭いをするポジションに自然と収まってしまうということだ。 

 本来の役割以上の仕事をこなす必要が出てきて、過剰な負担が掛る場合が発生する。

 気付かない人よりも気付く人のほうが損をする社会。

 ストレスが溜まるよね。

 働けば働くほど、しんどくなってストレスが溜まるんだから、働かないほうがいいに決まっている。

 だから僕は彼女には仕事をしないという選択ができるようにしてあげたいなあと思うのだ。

 実現は難しそうだけどね。

 そうしたいという志はある。

 そう言っている僕も、絶賛仕事したくない期に突入していて、毎日が憂鬱で仕方ない。

 切実に、働かないで生きていきたいと思う。

 そういうわけにはいかないので頑張るしかないんだけどね!

 はたらくぞーぅ!

 おわり。