かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

計画性

 忙しい。

 よくよく考えたら約一ヶ月後には彼女と一緒に住むのだ。

 まだなーんにも準備してない。

 正確には少しずつ準備を始めているのだけれど、家具とか家電はまだ全く買ってない。

 というかどのタイミングで買えばいいのかいまいちわからんよね。

 おそらく、大きな家電とかは早めに注文して、配送を入居する日とかにしてもらえばいいんだろうけど、いまいち引っ越しをしたことがないので動きが把握できない。

 ううんむ。

 どんなものが良いのか調べて、探して、買うっていうのは楽しい半面、時間も掛かるし結構疲れる。

 しかも僕と彼女が一緒に動ける日というのがかなり限られてくる。

 あっという間に入居当日とかなりそう。

 考えてたらちょっと焦ってきた。

 カーテンは早めに買わなきゃ。確か特注サイズだって言ってた。

 彼女はこういうのを計画するのが苦手なタイプ。

 なにを買えば良いのかとか、どういう手順で買いに行くとか、決めるとかっていうのは僕に全部おまかせしてくれる。

 つまり!僕が動き出さないとなにも決まらないということだ。

 責任がものすごく重い。

 でもね、新しい生活に向けて色々考えたり準備したりするのはすごく楽しい。

 わくわくする。

 自分たちの生活する空間を自分で作り上げていくのだ。

 出費を削減しつつ、便利で使い勝手の良いものを。

 僕は生活の質を上げることが好きだから、そこに対する投資を積極的に行ってしまう。

 ちょっと安いものを買って不満が出るくらいなら、少しの無理をして高いやつを買ってしまおうと考える。

 性能が高いものとか、便利機能とか好きだから。

 もうひとつ、彼女に不自由な思いをさせたくないなあっていうのもある。

 自分が使うだけなら我慢すればいいんだけど、彼女にお金がないんだから我慢して!っていいたくない。

 まあでもそんな風にカッコつけてても生活資金がなくなっては意味が無いので、多少の我慢は視野に入れなきゃいけないだろう。

 どんなに貧乏でも、彼女と一緒ならいい!って思っているけど、実際に生活が苦しかったら嫌だもんね。

 僕の高いものを買っちゃう癖を彼女に注意してもらいながら、もちろん自分でも注意して、準備を進めていく。

 引っ越しして、すぐにきちんと生活が始められるかどうかは、僕の行動力と計画性にかかっている。

 早く住みたい!

 おわり。