激動
今年は僕の人生において転機の年であったと言える。
ここ数年なにもなさすぎた結果、数年掛けて起こるはずのイベントが一年に集約されてやってきた。
それは彼女にも言えることだ。
僕と同じように、環境や立場が大きく変化した。
彼女は一年の目標を現状維持とするような人である。
彼女にとって今年の様々な変化は、負荷となってのしかかってきたことだろう。
体調も崩すし、ストレスも掛る。
ただし、悪い方向への変化は少なく、前向きな変化が多かったことはとても良かったと思う。
職場が変わったことも、新しい職場というストレスがある一方で、今までの劣悪な環境からの解放というポジティブな面があった。
僕と彼女の関係が変化したのも、二人でこれから進んでいこうというポジティブな変化である。
それに伴うストレスというのももちろんあるが、楽しみなことや、嬉しいことが待っているから頑張ろうって思える。
これは僕の意見だが、彼女も同じように楽しみにしてくれているだろう。
これから二人で頑張っていこうという共通の認識でいる。
僕たちの関係の変化によって発生する問題や、ストレスというものは、僕たち二人のものだ。
彼女だけに掛る問題ではない。
一見彼女だけの問題というものがあったとしても、僕にとってそれは他人事ではない。
彼女が困っているとき、不安なとき、しんどいとき、僕は当然彼女を助けてあげることができる。
そういう立場にいる。
今までの僕の立場では、じゃーん!僕登場!という感じで彼女を助けてあげることが難しい場合もあった。
僕が変に遠慮しちゃってた部分もあるのかもしれないけど。
今は違う。必要な時に彼女を助けてあげられる。派手に登場しても問題ない。
彼女の隣に僕がいることは当然のこととなった。
僕にとって非常に幸せなこと。
来年にも大きな変化は控えている。
早い段階で環境を落ち着かせて、二人の時間を大切に過ごせるようにしたい。
そのための準備を今からしていくし、彼女を幸せにするための努力をこれからも続けて行く。
僕の人生における最高の年だったなあ。
来年は今年よりも良い年になるようにしたい。
僕にとっても、彼女にとっても。
おわり。