かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

今日の話、午前の部

 今日は色々あった。

 盛りだくさんの一日。

 順番に振り返っていこう。

 まず午前中。

 僕の家にみずまんじゅうくんが遊びに来た。

 彼女に連れられて。

 目的は我が家の愛犬もなかと遊ぶこと。

 お庭で一時間くらい遊べれば良いなあって感じだった。

 もなかは結構吠えるので心配していたが、やっぱり最初びっくりさせてしまった。

 うえーんてなっちゃうみずまんじゅうくん。

 わんわんわん!が止まらないもなか。

 もなかを落ち着かせて、家の周りをちょっとお散歩することにした。

 みずまんじゅうくんは楽しそうにお散歩してくれて、ぴょこぴょこ歩いてた。

 もなかも落ち着きを取り戻し、ちゃかちゃか歩いた。

 庭に帰ってきて、もなかとみずまんじゅうくんはやっと触れ合うことができた。

 恐る恐るって感じで手を伸ばすみずまんじゅうくんに、心がほっこりする。

 もなかの存在に慣れたみずまんじゅうくんは、もなかとたくさん触れ合うのかと思いきや、庭の小石に興味を持っていかれた。

 最も大きい石というお宝を探すゲーム。

 いつの間にかみずまんじゅうくんは僕にとっても慣れてた。

 おじさんおじさんって呼んでくれる。

 とっても嬉しかった。

 いっぱいお話ができて、僕は大満足。

 その後、みずまんじゅうくんはなんと、大好きなおばちゃん(彼女)の帰ろうという呼び掛けに対して「おばちゃんかえっていいよ」と言い放った。

 お昼ごはんの時間だし、帰らなきゃいけないので大変困ったわけなんだけれども、一番気に入った石を持って帰っていいからと彼女が説得したら、素直に帰ってくれた。

 素晴らしい機転のきかせ方。

 素直に帰りたくないというくらいには僕のお家が気に入ってくれたみたい。

 楽しんでくれたんだねきっと。

 うちの母も、みずまんじゅうくんかわいい~って大層喜んでいた。

 もなかと遊びに来た割には、石に割かれた時間がかなり多くて、彼女も僕もこんなはずでは…となったけど、みずまんじゅうくんが楽しんでくれたならなにより。

 帰りに大好きなカステラをお土産にあげたら喜んでくれてた。

 すぐ食べたがってたので、御飯の後よ!って言っといたけどどうだったかなあ。

 ほんとにみずまんじゅうくんは可愛い。うふふ。

 二人を見送り、それから急いでご飯を食べた。

 ゆっくりする暇なんてない!

 午後からも非常に重要な予定が入っていたのだ。

 後半へ続く。