鮮度
ふと思った。
彼女と一緒にいると落ち着くんだけど、一方で緊張感に似た何かがある。
これは非常に重要な感覚なのではないか。
一緒に車に乗っているとき、部屋でのんびりしているとき、もちろん緊張はしない。
心が休まるし、落ち着く。
疲れていたら癒されるし、元気が出る。
これは彼女と同じ空間にいるだけで、結構効果がある。
彼女が隣でゲームやっていようが、寝ていようが、一緒にいると癒やされる。
同じ空間で同じ時を過ごしているってだけで幸せ。
怒ってるときだけは別ね。
話をしたり、二人で遊んでいる時は当然もっと楽しい。
彼女が僕に何かをしてくれるから良いってわけじゃなくて、彼女だから良い。
仮に他の人と同じように一緒にいたって、癒されるわけじゃない。
彼女だから何もしないで一緒にいても幸せなのだ。
当たり前の話だよね。
で、今回思ったのが、こうやって癒やされているんだけど、僕は決してその温かい幸せな空間でだらけているわけじゃないなってこと。
以前、現状に甘んじてあぐらをかくなと彼女に言われたのを、事あるごとに思い出す。
彼女といると、心地よくて幸せで、それに慣れてしまいそうになる。
それが当たり前のように感じて努力をしなくなってしまう。
彼女がいてくれることが当然で、彼女が僕と楽しく過ごしてくれることが当然と思うようになってしまう。
それじゃいけないよってことだ。
今僕はそういう意味で、ある種の緊張感を持っているのかなと思う。
彼女に好かれるための努力をしなくなってはいけない。
彼女を好きという気持ちを表現することをサボってはいけない。
毎日楽しく過ごすために頑張らなくっちゃいけない。
こんな風に思っている。
これって大事だよね。こういう感覚がなくなったら、彼女との距離が離れていってしまう。
僕は自分でもびっくりするくらい、ずーっと新鮮な気持ちでいる。
彼女と一緒にいられるのが毎回嬉しい。
手を繋いだだけでウキウキする。
それもあって、努力を続けていられる。
きっと、ずっとこんな感じなんじゃないかなあ。
この新鮮さは失いたくない。
僕がこういう気持ちでいれば、彼女だって同じような気持ちでいてくれるんじゃないかな。
長く付き合っているような落ち着きと同時に、付き合いたてのような新鮮さがある状態。
これが理想的だよね。
今の僕たちはこれに近いと思うんだよね。
だから今幸せで楽しくて、彼女が大好き。
とってもいいこと!
おわり。