かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

早朝

 今日の早朝、ぐーぐー寝てたら彼女から連絡が来て目が覚めた。

 なんと、身体の調子が悪いというじゃないか。

 どうしたの!?って言ったらしばらく返事がなくて、僕は余計に焦った。

 倒れて返事がなくなったんじゃないかとか、激痛とかなにかで返事ができないんじゃないかとか。

 心配で胸がぎゅーってなりながら電話をかけたら、息苦しそうな彼女の声が聞こえてきた。

 電話に出てもらえたので少し安心したけど、どうにも具合が悪そう。

 どうやら、急に身体に力が入らなくなって、廊下で横になってしばらく動けなかったそうな。

 かなりの事態である。

 そうなったときにまず僕に連絡をしてくれたことが嬉しかった。でもそんなこと言ってる場合じゃなくて、どうしてそうなったのかとか、今からどうしたらいいかっていうのを調べなきゃと思ってスマホを駆使して、検索しまくった。

 結果、大きな病気の可能性は低いということが判明。これが分かればだいぶ安心できる。

 ただ、彼女はいきなり調子悪くなって、ぶっ倒れるような状態になったわけだから、怖かっただろう。自分がどうかなっちゃったんじゃないかと不安にもなっただろう。

 とってもかわいそう。

 誰にでも起こり得ることで、命に関わるほどのリスクはないということだったから、大丈夫だよ、心配ないよって彼女を安心させようと必死だった。

 いきなりそうなったらパニックだよね。

 聞かされた僕がパニックになったくらいだもの。

 そばに居てあげられたらなあってすごく思った。

 なんとか落ち着いてきた彼女と電話をして、眠れるまで少しお話をしてたら、いつの間にか僕が寝てた。

 彼女は今日お休みだったので、よかった。

 あんな状態で、今日仕事だったら、どうにかしてやめさせてたよ。絶対休んだほうが良いって!って言って。

 夜、彼女が化粧品を見に行きたいというので、仕事終わりにドラッグストアへ行った。

 まだ少し不調が残っているようで、顔が疲れてた。 

 早朝のこともそうだけど、やっぱり疲労が溜まってる感じがする。

 ストレスもたくさん溜まってるはずだ。

 リフレッシュする機会が必要だよね。

 一日中なにもしなくて良いっていう確約がある状態で、読みたい本とかDVDとかたくさんあって、それに埋もれて一日過ごすのだ。

 もしくは好きに使っていいよって100万円くらい渡されて、一日遊びまわるとか。

 上記のことはなかなか難しいので、僕が提供できるもの全てを提供して、楽しく思ってもらったり、面白く感じてもらったりししていきたい。

 彼女を癒せるのは僕だけだ。

 それにしても真っ先に僕を頼ってくれて、嬉しかったなあ。

 もっともっと頼ってもらえる、頼りになる男にならなくっちゃ。