かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

感謝しましょう

 彼女に感謝しなきゃってお話。

 仕事でチラシを作ることになった。

 手書きの案を提出したら、採用されて、チラシ作りを任された。

 手作り感を出したいから、イラストは手書きでという注文付き。

 職場でできる作業でもないし、休み中にやろうと思って今日やってた。

 これをやってて思ったのが、この作業すごく馴染みがあるってこと。

 みずまんじゅうくんやももまんじゅうちゃんの、雑誌の表紙風画像を作るときと一緒の作業なんだよね。

 この経験が仕事に活かされるとは思わなかった。

 おかげで一時間程度の作業で完成。

 彼女のおかげだなあって思った。

 僕は飽きっぽいし、なかなか初めの一歩を踏み出さない。

 継続して画像を加工してたのは、彼女が期待していてくれたからだ。

 それに、彼女のおかげで画像は広がっていって、みずまんじゅうくんたちのおじいちゃんやおばあちゃんにまで認知されて、好評だという。

 やる気が出るし、やらなきゃなあとも思うようになった。

 続けていることで得たスキルが、今回役立ったわけだ。

 彼女に感謝しなくちゃ。

 この、彼女に感謝しなくちゃっていうこと、他にもたくさんあるなあって思った。

 根暗のつまらない男だったのを、自己表現のできるまあまあ明るい男に進化させてくれたのは彼女。

 結構気配りできてると思い込んでる僕の目を覚まさせてくれたのも彼女。

 無駄にポジティブで、物事を深く考えない人間なんだなあって自己分析できたのも、彼女と一緒にいたからだろう。

 自分を見つめ直すことができたのは、彼女に好きでいてもらいたかったからだ。

 彼女に好かれる人間になりたいってずっと思って、そのために努力してきた。

 だから、僕がまともな人間になってきたのは全部彼女のおかげだ。

 彼女からの働きかけによって得たものもたくさんあるし、彼女がいることによって僕が自発的に得たものもたくさんある。

 大げさかもしれないけど、僕にとって彼女は、僕の生きる意味そのものだ。

 彼女との未来の為に仕事も変えた。

 彼女がいなければ僕は今頃、まだ前の職場で働いて、どんどん腐っていっただろう。

 こういうこと以外にも感謝することはたくさんある。

 毎日のように仕事帰りに会ってくれてありがとうとか、休みの時間を僕のために使ってくれてありがとうとか。

 僕が喜ぶように、色々考えてくれてありがとうとか。

 彼女がいなかったらとか、彼女がいなくなったらとか、考えたら絶望しかない。

 彼女がいてくれて本当によかった。

 ありがとう。

 これからもずっと一緒にいてね!