C
彼女の体調がすぐれないようなので、心配でなにかできることはないかと調べてた。
身体がしんどいというし、元気も出ないようだし、なんとか助けてあげたいじゃんね。
彼女の症状の中で気になったものがあって、無性に塩分を摂りたくなるというもの。
元々、塩をそのまま舐めるのが好き!って言うくらい塩が好きな彼女。
最初は、深く考えてなくて、塩分足りてないのかなあくらいに思ってた。
でも調べてみると「副腎疲労」というものがあることが判明。
彼女がこういう病名が付いてしまうくらい深刻な状態かどうかは分からないけど、近いものがあるんじゃないかなって思った。
そこで、対処方法を調べてみる。
重要なのは、比較的簡単に試せるものってこと。
例えば、毎日12時間寝てくださいという対処法があったとしても、なかなかそれを実行に移すのは難しいよね。
それとか、定期的に治療を受けてくださいとか、数万円する薬を飲んでくださいとか、そんなのも難しい。
彼女が実行できそうな、なおかつ続けられそうな対処法を探す必要がある。
すると、ビタミンCを摂るという記述を見つけた。
彼女はビタミンCが多く含まれる飲料が好きだ。
これならぴったり!って思うのと同時に、いつも彼女がビタミンCが入った飲み物を欲しがるのは、やっぱり不足してたからなのかなとも思った。
彼女の調子が悪い時に、無性に何かが食べたいとか飲みたいとか言い出すことがある。
そこで、苦しんでいる症状から対処法を調べると、その無性に欲しているものを摂取してくださいって書かれている。
やっぱり不足してたから欲しくなったんだ!ってなるわけだ。
彼女の身体は、今必要なものを非常に正確に、欲求として表現してくれるらしい。
そんなわけで、ビタミンCを摂るという方法がピンときた。
少しは元気が出るかもという希望が見えた。
そこで、仕事帰り、彼女に頼まれたおつかいをしつつ、ビタミンCサプリを購入。ついでにビタミンCがいっぱい入った飲料も購入。
なんとかして彼女の調子を良くしたい!という一心だった。
帰り道に彼女の家へ寄り、それをプレゼントしたら喜んでくれた。
ビタミンCのゴリ押しにちょっとびっくりしてたけど、理由を説明したら納得してくれた。
それにしても相当しんどそう。
ちゃんと休めてないとか、気がかりなこととか嫌なことがあってストレスが溜まってるとか、色々理由があって、身体が悲鳴をあげているのだろう。
11月末まで彼女の忙しさは続く予定。
彼女に掛る負担を肩代わりしてあげたいなあと思う。
でもそれはできないので、今回のように少しでも楽になる方法を提供するのが僕の役目だろう。
やる気だけあっても空回りしてしまうので、地に足をつけて彼女を支えたい。
とりあえず今の僕はビタミンCに大きな期待を寄せている。
がんばれビタミンC!