かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

めいく

 そうそう、昨日のブログで僕がお化粧してもらったことを書くの忘れてた。

 彼女がお化粧セットを持ってきてくれてて、僕にお化粧を施してくれたのだ。

 過去にも一度やってもらったことがある。

 あの時は可愛くなったかなあという期待とは裏腹に、ただの化粧したおっさんが鏡の向こうにいて、現実を突きつけられた。

 化粧の上手さとかじゃないもんね。顔の作りだもんね。

 当たり前の話ではある。

 そして今回、再びお化粧を施された僕は可愛くなれたのか!!

 それとも、やっぱり化粧したおっさんになっただけなのか!!

 昨日を振り返っていこう。

 まず顔を洗って化粧水をびたびたにつけた。

 それからファンデーションをぺたぺた。

 そのあと、アイシャドウをつける。つける?ぬる?

 目のキワのところまで塗るから、怖い。あとまつげに当たってくすぐったい。

 自分の意思ではなく、眼球の近くに何かが来ることってないじゃん。

 彼女は上手だから、最小限の恐怖で収まってると思うんだけど、怖かった。

 まぶたのところと、したまぶたのところ。

 それからアイラインを引いた。これも彼女は上手なんだろうね、すいーって簡単そうにやってた。僕はなれない刺激だったので、痛い痛い言ってた。

 あとはチークを入れて、たぶんこれも入れるところが計算されているんだったと思う。たしか。よく覚えてないけど。

 最後にリップを塗って完成。

 マスカラは落とすのが大変だから今回は無し!とのこと。

 確かこんな手順だった。

 完成!ぱちぱち~!ってことで鏡を見る。

 あれ?思ったほど変じゃない。唇の色きれい!ってなった。

 ただ肌が汚いというか、キメが荒すぎて、ぼつぼつなってた。これはなんだかショックだった。

 彼女の顔はつるつるなのに!

 男というのと、日々のケアが足りないのが原因じゃない?ってことだった。

 前回の写真とかないから印象だけど、今回のほうがだいぶいい感じに出来上がったんじゃないかと思う。

 彼女すごい。

 化粧して自分が可愛くなりたいとかは全然無いけど、お化粧という手順に関してはなんとなく興味がある。

 絵を描くのに似ているからかなあ。

 彼女のおかげで知識がちょっとずつ蓄えられていくので面白い。

 結果としては、化粧したおっさんだったけども、すごく楽しめた。

 しばらくカメラアプリで遊んだあと、メイクオフ!!

 お化粧を落とすと顔がスッキリした。

 面白い。

 彼女にお化粧してあげるっていうのもやってみたいけど、僕が想像している何倍か上手く行かないんだろうなあと思う。

 お化粧かなり奥が深いので、もう少し知っていきたいなあと思うのでした。

 自分に化粧したいとは思わんね。

 おわり。