すきです
今日は彼女と遊んだ。
映画を観に行こうってことで気合を入れて朝一番の上映を予約しておいた。
早起きして、支度をして、彼女を迎えに行く。
余裕を持って行動ができたので、映画館へ到着しても慌てることなく、スムーズに席に着けた。
三連休最終日の朝の混み様は凄まじかった。
発券待ちの行列やら、ポップコーン買うための行列やら、人がうじゃうじゃいた。
映画館で映画を鑑賞するときのデメリットとして、周囲の人がうるさいというのが挙げられる。
この人数だから、多少うるさくても我慢しなくちゃなーと臨んだのだが、意外と静かで映画にのめり込めた。これは嬉しい誤算だった。
かなり面白い映画だったので、今回は何を観たのかご紹介しておく。
「君の名は。」
彼女が観ようって誘ってくれて観に行くことになったのだが、きっかけは彼女の恩師がおすすめしてたからってことらしい。
彼女が普段積極的に観たがるタイプの映画ではない。
僕も気にはなっていたものの、わざわざ映画館へ足を運ぶほどではないか、と思っていた。
彼女も恩師の勧めがなければやっぱり観ることはなかったはずだ。
僕ら二人とも、生意気なことにそんなに期待しないで観に来た。
人気なのは知ってるけど、そこまでじゃないだろうみたいなね。
舐めてた。
僕、上映中に号泣。
彼女も泣けたらしいが、僕はもう声を上げて泣きそうになった。唇噛み締めて耐えた。
見かねた彼女がタオルを貸してくれるというファインプレー。
超気が利く~!!って思った。すごくありがたかった。涙垂れ流しだったから。
映画批評ブログじゃないから映画に関する感想は控えておくけど、観る価値はある映画だったと思う。
僕が観た中で今年最高の映画に躍り出た。
観終わったあと、お茶しながら彼女と感想交換会した。
といっても、彼女の鑑賞レベルがめちゃくちゃ高くて、僕はそれをわくわくしながら聞いてるって感じだった。
そういう風に見ることができるのか!そこに気付いてたのか!とか色々彼女と話してて発見があった。
ちょっと難しい話になってついていけないと、彼女にすぐバレる。今置いてかれてるでしょ!って。
僕は結構なおバカさんなので、彼女の解釈に追いつけないときがあるんだよね。
一番すごかったのは、彼女が声優を当てたこと。
おばあちゃんの声を市原悦子さんがやってたのだが、普通に聞いてたら誰か分からない。印象に残るいつもの声質で喋ってないから。
彼女も声では分からなかったらしい。
ただ、こんなにうまい人は市原悦子以外にいない!って思ってたらしく、エンドロールで名前が出てきてやはりってなったのだと。
声は分からなくても、スキルというか上手さで判別できるって、めちゃくちゃすごくない?
その話を聞いた僕は、すげーすげーって言ってた。
僕の感想も馬鹿にせずちゃんと聞いてくれた。
僕はSF的なストーリーが好きなので、その方面からの感想を述べたら褒めて貰えた。
彼女の感想は聞いててめちゃくちゃ勉強になる。
彼女も大絶賛で、ここがうまい!あそこがよかった!とテンション上げ気味で喋ってくれるので、すごく楽しいの。
こんなに手放しに褒めた映画は初めてじゃないかなあ。
お茶を終え、一つ任務を遂行し、そのあとショッピングモール内を色々巡った。
何か良い買い物ができそうなものを探したのだが、良い出会いがなかった。
しばらく回って、散財することもなく、ショッピングモールを後にすることとなった。
それから僕の家に向かい、まったりと過ごす。
彼女にマッサージぜんぜんしてあげられてなかったから、今日はかなり本気を出した。
ぐりぐりごりごり、もみもみぎゅうぎゅう。
力と気合を入れて一生懸命やってたら、手が疲労しすぎて握力が失われかけた。
ただね、彼女の溜まりに溜まった疲れは、僕が一回本気を出したくらいでは到底すっきりさせることはできない。
かなーり頑張ったんだけどね。
近いうちにもう一回本腰を入れたマッサージをしてあげたいと思う。
それからそれから、我が家の母からケーキの差し入れがあったり、晩ご飯を作ってくれるという申し出があったりした。
なんか今日の母は率先して色々行動してた。グイグイ来た。
おそらく、彼女が遊びに来てくれたのが嬉しいんじゃないかなあと思う。普段あんなにでしゃばってこないもの。
結局晩ご飯も作ってもらったのだが、それに出てきたお吸い物を彼女が大絶賛。
彼女の好みを考慮した具材となっており、彼女はこれはまいにちでも飲める!って褒めてくれた。
彼女は、僕の両親とも仲良くやっていけそうって言ってくれるので、それがすごく嬉しい。母が作る料理を気に入ってくれるのも嬉しい。
時間の許す限りゆっくりしようってことで、ご飯を食べた後ものんびりまったり過ごし、何かお買い物がしたい!ってことで、本屋さんとドラッグストアへ行くことにした。彼女を送りがてらね。
本屋さんで漫画を買い、ドラッグストアでは彼女が気に入ったお化粧品を買った。ずーっとピンとくるものがなくて、どうしようかなあってなってたけど、良い商品に出会えてよかった。彼女もうきうきしてた。
やっぱり何か良いものを買うと気分がいい。自分のものじゃなくても、彼女のものでもね。
それからもう一箇所本屋さんへ行って終わり。
ここでも僕の欲しかった小説が買えた。
彼女も何か欲しかったんだけど、いい本が見つからなかった。
先程も言ったように何か良い物が買えると気分も上がる。元気もでる。
逆もまた然り。
帰り道彼女はとってもぐったりしてた。
明日の仕事が憂鬱で仕方なかったよう。
余談だが、先程、明日休みだったわっていう連絡が来た。
ゆっくり身体を休めてもらいたい。必要最低限やらなきゃいけないことはあるかもしれないけど、ぐーたらするのが一番体調の回復にはいいはずだ。
彼女を送ってから、帰り道いろいろ考えていたんだけど、彼女に対する僕発信のスキンシップが足りない気がする。
少し前までの僕はもっと必死だった。
彼女を僕の方に振り向かせようと、嫌がられようがへこたれずにべたべたしにいってた。
そういうの足りなくなってたなって。
ちょっと自分の行動を見つめ直す必要がありそう。
彼女に好き好き~!って言葉でも態度でも、全力で伝えていきたい。
今日は、大当たりの映画を観ることができて、最高に楽しかった。
僕の家でのまったりタイムも非常に良い時間だった。マッサージもできたし。
早起きして、彼女とずーっと一緒にいられて、楽しい。すっごく楽しい。
これから先もずっとこの楽しさを続けていけるように、頑張るぞ!
良い一日をありがとう。
おわり。