かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

理想と現実

 一年前の僕は、彼女との旅行に憧れていた。

 二年前の僕は、車を買って彼女とドライブに行くことを夢見ていた。

 三年前の僕は、彼女をずっと好きでいつづけると力強く語っていた。

 有言実行というのか、やりたいと思ったことはできてる。

 こうして過去の自分がどう思っていたかを振り返ると結構面白い。

 今の自分と比較してみると発見もあるしね。

 三年前の僕なんて、彼女のことが好きすぎて、彼女しか見えなくなってて、とにかく夢中だった。

 あまりに視野が狭くなりすぎていた感じはある。

 本当に、毎日彼女のことしか考えてなかったといっても過言ではない。

 彼女が僕のことをもっと好きになってくれるためにはどうしたらいいだろうとか、将来的に彼女と一緒に過ごせるようになるためにはどうしたらいいだろうとか、ずっと考えてた。

 考えすぎて眠れない夜とかあった。

 涙が出そうな夜もあった。

 彼女と話していると凄く楽しくて、こんなに楽しく話せる相手は彼女以外にいるはずがない!って思ってた。

 こんなに僕のことを分かってくれる人はいない!って思ってた。

 逆にこんなに彼女のことを分かってる人は僕以外にいるわけがない!とも思ってた。

 好きで好きでたまらなかった。

 この頃にあった必死さというものは、今同じ熱量持っているかというと、失ってしまっているなあと思う。

 後とか先とか、周りとかなにも考えずに、ただがむしゃらに彼女が好きだったからね。

 彼女を好きと思う気持ち、大切にしたいという気持ち、守ってあげたいという気持ちはあの頃から全く変わっていない。

 熱量を失っているっていうとマイナスな感じがしちゃうけど、冷静に少し他のことも考えられるようになってるっていうことだと思ってもらいたい。

 視野が広がったということね。

 最初の頃から比べたら、かなり環境も変わったよね。

 職場が変わったことが一つ。

 それと、僕と彼女の関係も大きく変わった。変化の実感はあんまりないけどさ。

 彼女とこれから先ずっと一緒にいたいという僕の思いも、僕の頑張り次第ではあるけど実現する可能性が高まってきた。

 僕の頑張り次第っていうところが重要ね。

 最近の目標は一緒に住むこと。

 これは先延ばしにしたくない。お金はないけど、もう動き始めなくちゃなあって思ってる。

 きちんと実現するためにね。

 僕の行動は、彼女にとっては大きな影響がある。良くも悪くもね。

 来年には、彼女が隣にいながら、ブログ更新するというスタイルが当然になっているように頑張りたいと思う。

 おわり。