かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

反応

 僕が彼女を好きな理由の一つ。

 僕がしたことにきちんと反応があること。

 それは例えば些細なこと。

 変なことを言ったり、変な顔をしたり、そんなことに対して反応をくれること。

 あえて無視されることもあるけど、それも一つの反応の形だと思う。

 何かしたら喜んでくれる。悲しませることもあるし、怒らせてしまうこともある。

 でも必ず何かしら反応が返ってくる。

 僕が情熱を傾ければ傾けただけ、その分彼女から返ってくる。

 彼女に優しくすれば、いつか彼女からも優しさが返ってくる。

 彼女にたくさん好きだって伝えれば、彼女からも愛情が返ってくる。

 これが良い。

 無駄だなって思うことがない。

 というか、彼女が僕のしたことを無駄にしないでいてくれてるっていうほうが正しいかもしれない。

 ちゃんと応えてくれるんだよね。

 これってすごく大事なこと。

 僕がやったことに何の反応も返ってこなかったら、僕は次第にやる気をなくしてしまうだろう。

 意味を見出せなくなる。

 彼女をたくさん思いやっても、なーんにも返ってこない。

 彼女のために時間を使っても、なーんにも良かったなって思えない。

 こんな風になったら、好きでいられなくなるかもしれない。

 彼女のために100の力を使ったとして、返ってくるのは50でも30でも良い。

 とにかく何かしらのレスポンスがあれば、頑張れる。

 彼女のために何かしてあげたい、喜ばせたいって思う。

 付き合いが長くなればなるほど、当たり前っていう感覚が生まれてしまうよね。

 やってもらって当たり前とか、そばに居て当たり前とか。

 そうならないように気をつけなきゃなあって思ってるけども、彼女にはそういうものがほぼない。

 とっても素晴らしい。 

 そういうところが、ずっと好きでい続けられる理由なのだと思う。

 あと、時折、びっくりするくらいのご褒美をくれるんだよね。

 プレゼントをくれるとかだけじゃなくて、言葉とか、行為とか、いろいろ。

 そういう時に、あぁ彼女を好きでよかったって思う。

 これからもずっと好きでいたいとも思う。

 こんな素敵な人とずーっと一緒にいたいって。

 彼女は僕を喜ばせるのも悲しませるのもすごく上手。

 手のひらの上で転がされているのかもしれない。

 でもとっても幸せだからいいやー!

 おわり。