かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

要求レベル

 彼女の僕に対する要求レベルは高い。

 彼女の僕に対する評価は厳しい。

 そこに不満は全くない。いや、たまにキツいって思うことはあるか。

 でも、そうじゃなかったら僕の存在価値ってないなって思う。

 彼女がやって欲しいこと、求めていることを、遠慮無くぶつけられる相手。

 70点くらいの出来だったら無理に褒めなくても良い相手。

 彼女にはそういう相手が必要なのだ。

 そしてそのポジションにいる存在っていうのは一人でいい。

 彼女はそこに僕を置いてくれてる。

 だから、非常に光栄だと思ってる。

 彼女にとって必要な存在でいられてるってこと。

 僕には高いレベルの要求をしていい、変に優しくしてやらなくていい、って思ってくれてる。

 遠慮をしなくて良い相手でいられることって、すごく重要なことだよね。

 彼女からは常に100点に近い点数を求められてると感じてる。

 なんだったら、120点くらい出してくれないかなって期待されている気がする。

 90点だったら、まあ仕方ないかって思ってもらえるだろうし、80点ならギリギリ見逃してもらえるかもしれない。でもそれよりも下がって来てしまうと、不合格になる。

 僕は、放っとくとマイペースにのんびりやっちゃうタイプだし、怠ける。

 そんな僕に、越えられるかどうか分からないくらいの壁を用意してくれるので、すごく頑張れる。

 意識して、これくらいの壁を用意してやろうって思ってるわけではないだろうけど、結果的に僕のやる気を刺激してくれてるのは間違いない。

 彼女に喜んで欲しいし、認めてもらいたいから頑張るじゃんね。

 だから、彼女は僕に対して厳しいくらいでちょうどいいんだと思う。

 変に甘い採点にしないで、彼女が思うままの点数を付けて評価してくれればいい。

 たまーには優しく甘めの採点をして欲しい時もあるけどね。

 ただ先程も言ったように、優しくしてもらうと努力をしなくなりそうだし、惰性で物事に取り組むようになってしまう可能性は高い。

 僕に対する要求は高くていい。

 僕に多くを求めてくれていい。

 それに応えられるように頑張るから。

 頑張った上で応えられなかったらぜひとも優しくしていただきたい。

 そんなことを思った。