かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

ピッツァ

 昨日のブログの改訂版

 彼女と遊んだ。

 お昼前に彼女を迎えに行って、まずはお金を下ろした。

 お昼ごはんをなににするかは事前に相談していて、ピザで決まっていた。

 宅配を頼むにあたって、色んな種類があるわけで、どれにするかは僕一人では決定できない。彼女に会ってから相談しようと思ってた。

 スマホで開いたページを見せて、どれにするー?って聞いたら彼女がぽんって選でくれて、これいいじゃーん!ってなった。即決。

 物足りないといけないので、ポテトを追加で頼むのも忘れずに。

 お家で食べるから、僕の母もいるんだけど、彼女が一緒に食べることを快諾してくれたので、三人で食べることになった。

 配達予定時刻まで一時間ほど余裕があったので、先に買い物をしてから家に向かうことにした。

 普段使ってるお化粧関連のものをストックとして買っておく的な。

 ついでに飲み物とおやつを買っておいた。

 余計な買い物をせずに、必要な物だけを買った。僕たちにしては珍しい。しいて言うなら、僕が買ったみかん風味の歯磨き粉は余計だったかもしれない。いや、いずれ使うから余計ではない。

 珍しい歯磨き粉があったからね、彼女と一緒にこれいいね!!ってなって買ったの。期間限定とか特別な感じのやつに弱い二人である。

 買い物を終えて、僕の家にやってきた。

 しばらくくつろいでると、ピザが到着。

 お腹が空いてるのと、ピザってなかなか食べないのとで、僕も彼女もわくわくしてた。

 ピザおいしい。熱々で、はふはふしながら食べるのが最高。

 三人で分けると足りないかなあと思ってたけど、ちょうど良い量だった。

 楽しくお話しながら、食事ができた。これも彼女のおかげ。彼女のお父さんの愚痴と、我が家のお父さんの愚痴とで盛り上がった。

 お腹いっぱいになった僕たちはゆっくりすることにした。

 あとで映画を観に行く予定があるけど、時間にだいぶ余裕があるし、せっかくだからね。涼しい部屋でくつろぐのは最高だ。

 眠くなりそうな癒やしの音楽を流しながら、彼女はゲームやったり漫画読んだりスマホいじったりしてて、僕は彼女のマッサージしてた。

 僕にとってマッサージは「寝る」の次くらいにやりたいことである。

 せっかく彼女がいるから他のことするよりマッサージしてたい。

 休憩を挟みつつ、ずーっとマッサージしてた。ヒーリングミュージックのせいか眠くなったけど頑張ってやった。

 彼女が定期的に遊びに来てくれると、部屋の掃除が捗る。そんなに事前に掃除するわけじゃないけど、最低限整頓するから綺麗になる。いいことだ。

 YouTubeのメイク動画を観てた彼女が、リップが欲しい!と思ったらしく、ドラッグストアへ行く要望がでた。そこで映画館へ行く前に立ち寄ることにした。

 最近彼女はYouTubeのメイク動画を観るのにはまってる。楽しいらしい。僕もみせてもらったけど、確かに面白い。興味深い世界だ。

 ドラッグストアへ向かう途中、子供服を扱ってるお店が目に入ってきて、そこへ立ち寄った。ももまんじゅうちゃんにスタイを買ってあげよう!という彼女の閃き。

 どーれーにーしーよーうーかーな!と選ぶひつようもなく、これだ!!!ってなった。種類はたくさんあったけど、僕も彼女も共通してこれしかない!って思った。すぱーんと買うものが決まるとテンション上がる。

 いい買い物を経て、ドラッグストアへ到着。

 店内を回ってみたものの、あんまりピンとくるものがない。ここで探していても時間の無駄かもしれない!と思った僕たちは、映画館が入ってるショッピングセンターへ早めに向かって、そこで探してみることにした。

 映画が始まるまでは1時間くらいの余裕があったので、ゆとりを持ってお店を見て回れた。

 まずすっごくいい匂いの香水を見つけて、それを手に取る。これがスプレータイプじゃなくて、つんつんして塗るやつなんだよね。初めて見たけど、これはいいなあって思った。調節がしやすい。

 これは買うことに決定。

 次にリップを探すわけだけど、やっぱりこれ!ってやつがない。

 色もたくさん種類があるわけだけど、どの色が合うかって分からない。難しい。見本でいいなあって思った色でも実際に塗ってみると雰囲気違う。試しにちょっと塗ってみて、拭きとって別のを塗って、というのを何度か繰り返して、これにしよう!っていうものが決定した。

 結構明るい赤色のリップ。彼女はもうちょっと暗い色のほうが良かったのかもしれないけど、僕がこれいいんじゃないかな!って思っておすすめしたらそれにしてくれた。素敵な色だし、彼女に似合うと思ったんだよね。大人っぽさと可愛さとが両立できそうな。すごくいいと思う。

 明るい色反対派だったんだけど、実際に塗ってみた彼女を見ると、反対なんて言えない。

 香水とリップを買って、仕事用の服も見てみる!って服屋さんへ入った。

 いい感じの服が二着見つかって、彼女はどっちにしようかすごく迷ってた。こういうときは僕が背中を押してあげる。最終決定は彼女だけど、そのための道を作るのが僕の仕事。

 彼女が迷っているときに、よりどちらを選ぶほうが完璧な正解に近いかというのを考えなくちゃいけない。どっちを選んでも正解だからこそ迷ってるからね。

 無事服も買えて、そろそろ上映の時間だ!って急いで映画館へ向かった。

 到着してみると、思っていた時間より10分ほど入場時間が遅かったので、急ぐ必要なかった!ってなった。失敗失敗。

 僕の家を出たくらいから、彼女の体調があんまり良くなくて、大丈夫かなあとすごく心配だった。

 映画観てると余計に体調悪くなる可能性もあるしね。心配。

 冷房があんまり効いてなくて暑いという環境の中、映画が始まり、無事観終わった。

 体調は相変わらず悪そうだったけど、映画の感想を言い合って盛り上がった。彼女の映画を観る視点ってのはやっぱり鋭くて、ぼけーっと観ている僕の何倍かわからないくらい頭使って観てるんだろうなと思う。

 ご都合主義的な展開が多かったけど、僕が観てて引っかかった部分が2、3個だとすると彼女はその倍くらい気になってるところがあった。

 話していると、僕もそこは確かに変だなとか、都合が良すぎるなとか思って、映画に対する理解がどんどん深まって行く。

 そうすると自分の意見が更に出てきて、それを彼女に伝えて意見交換すると、どんどん映画評論家みたいになっていって楽しい。

 晩ご飯はなににしましょうか!ということで、事前にラーメンを食べようかという話になっていたものの、彼女の体調を考慮すると変更もありえるぞという状態。

 お腹は空いてないけど、ラーメン食べたい気持ちという彼女の意見が出たので、それならばとラーメン食べに行った。もし食べられなかったら僕が二人分食べようという決意のもと。

 初めて行くところで、どんな味なのかなあとわくわくしてた。彼女は前に来たことがあるらしい。

 注文してしばらく待っていると、ラーメンさんが現れた。

 まずスープを味わってみる。

 おいしい!黒胡椒が効いててめちゃくちゃおいしい。

 わりと近場にあって名前も聞いたことあったけど、こんなにおいしいとは全く思ってなかった!

 いい意味で期待をめちゃくちゃ裏切られた。

 お気に入りの店となった。

 彼女もおいしく食べられたようで、無事に完食できた。

 少しずつ、彼女と一緒に行けるお店が増えていくのが楽しい。

 一番最初の頃は彼女とラーメンは食べに行けないものだと思ってた。

 好きじゃないって言ってたから。

 たぶんそれは好き好んで食べに行くほどじゃないってことだったのだろう。

 彼女が気に入るラーメン屋さんができて、一緒に食べに行くようになって、今回新たに一緒に行けるお店が増えた。喜ばしい。

 彼女がラーメン食べたいってなるのは一ヶ月か二ヶ月に一回くらい。その時に行ける選択肢は多いほうが楽しい。良いことだ。

 食べ終わって、少し休憩して、彼女を家に送っていった。

 体調は結局あんまり良くならず。疲れとかストレスとか、いろいろな要素が彼女を苦しめているのかもしれないなあと思った。

 おいしいものをたくさん食べられたし、映画も観れて、ゆっくり一緒に過ごすこともできて、盛りだくさんの楽しい一日だった。

 おわり。