かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

ぽよぽよ兄妹

 数日前からみずまんじゅうくんとももまんじゅうちゃんが彼女の家にやってきている。

 みずまんじゅうくんはだいぶ成長して、元気いっぱい。言葉もだいぶ話せるようになってた。相変わらずほっぺはぷっくりしてて可愛い。

 ももまんじゅうちゃんもこの間よりもかなり成長してる。ハイハイはまだだけど、腕の力で上体を起こせてる。成長が早い。

 それで、彼女とLINEとかで連絡を取ってると、一緒に寝てただとか、泣いてるだとか、情報が入ってくる。

 寝かしつけたり相手をしたり、毎度のことだけど面倒を見てて偉いなあって思う。

 それと同時に、もし彼女に子供が生まれたら、初めての子供のはずなのに、めちゃくちゃ扱いが手馴れてるんだろうなあって思った。

 こういう時はこうするっていう対処法を既に会得していそう。

 でもそう考えた後に、自分の子ってなるとまた違うのかなあとも思った。

 お母さんっていう存在になるのはまた別のプレッシャーとか責任が生じるだろう。

 元々彼女は子供の扱いが上手だった。

 幼稚園くらいの子との接し方が手慣れてて、すごいなあって思ったものだ。以前の職場でね。

 子供に好かれるよね。

 笑顔で話しかけてきてくれて、自分の気持ちを分かってくれるお姉さんなんて最高だ。

 そりゃあファンも生まれる。

 みずまんじゅうくんは、彼女に会えると嬉しくって、よだれを垂らして喜ぶらしい。かわいい。

 毎回楽しく遊んでくれて、構ってくれるんだもんね、いいよね。

 だからきっと、彼女は他の一般的なお母さんよりも、子供の扱いが上手なお母さんになるはずだ。

 彼女は子供の頃に、気持ちのわからない大人どもによって辛い目に遭ってきている。それがあるから、子供の気持ちがよく分かるんだって。

 大人になると段々子供の気持ちってわからなくなる。けど彼女はかなり子供に近い位置で、気持ちを理解してあげられるんだと思う。

 優しくできて、気持ちを分かってあげられる人っていうのは、僕の中でかなりポイントが高い。

 ついでに僕もそうなりたいなあって思う。今のところ圧倒的に経験値が足りない。

 彼女に教えてもらいながら、子供に好かれる良い大人になりたい。

 彼女くらい素敵な人になるのは難しいだろうけど、とりあえず子供の扱いに慣れたい。

 またみずまんじゅうくんと遊ぶ機会があるといいなあ!