お褒め
彼女は褒められるのが好きだ。
褒められるの嫌いっていう人もそんなにいないか。
あ、でも彼女は褒められるのが無条件で好きってわけじゃない。
見え透いたお世辞とか、心にもない褒め言葉みたいなものは大っ嫌いだ。
あとは根拠の無い褒め言葉も。
例えば、彼女を「可愛いね」って褒めるとする。
彼女はその言葉を素直には受け止めない。褒められた!嬉しい!とはならない。
何がどう可愛いのかを伝えないと、彼女には褒められたという感覚が生まれないのだ。
笑顔が素敵で可愛いねとか、こんなときの仕草が可愛いねとか。
具体的に褒めないといけない。
これがないと、バカにされてるとか、ふざけてるというような印象を与えかねない。
とりあえず可愛いって言っておけば女の子は喜ぶだろうなんて思っていると、彼女からは嫌われてしまうので注意が必要だ。
彼女の中で、褒められたいという気持ちと、褒められたときに素直に喜べないっていう気持ちの両方が存在している。
褒められることで自分に自信が持てる、自分が評価されているっていう自覚を得られるというポジティブな側面。
褒められること自体が自分にそぐわない評価なのではないか、真に受けてしまうと愚かなのではないかというネガティブな側面。
両面があることによって、褒められても素直に喜べない環境が出来上がっている。
せっかく褒めるから、彼女には喜んでもらいたいじゃんね。
そもそも彼女は褒められたいって思ってるわけだし。
そこで、素直に喜んでもらえるにはどうしたらいいか、僕は長年考えてきた。
第一に、信頼してもらうこと。
僕が言うことに嘘偽りがないっていうことを分かってもらう。これは本当に日々の積み重ねで得るものだ。
第二に、根拠を持たせる。
さっきも言ったけど具体的に褒める。エピソードを交えるとより良いし、自分の感想とかこういう風に感じたっていうのがあるのが良い。
第三に、熱意を持つ。
彼女のこんなところが素敵だと思う、好き、可愛い、きれい、なんでも良い。とにかく自分が本当にそう思っているという熱意が必要だ。褒める内容がなんにしても、全力で素敵!!って褒めれば彼女に伝わる。
褒められるのって嬉しいよね。
僕もたくさん褒められたい。褒められるの大好き。特に彼女に褒めてもらえるのがいいよね。
彼女に喜んでもらいたいし、彼女の魅力を彼女に伝えていきたいから、僕はこれからもブログを通して、彼女を褒めていきたいなと思う。
以上!