かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

なげっと

 彼女と遊んだ。

 想定よりも少しゆっくり起きて、支度して、彼女を迎えに行った。

 あ、そうそう起きて、彼女からもらったスコーンを食べたんだけど、すごく美味しかった。温めてから食べると外はサクサクなかはしっとりで、おいしい。美味しすぎて一気に全部食べてしまった。感謝感謝。

 彼女を車に乗せ、まずはハンバーガーを食べに行くことに。

 ナゲットがおいしいので、ナゲット目的。

 もちろんハンバーガーも美味しい。

 セットで頼んで、ポテトと合わせてぱくぱく食べていると、お腹がものすごくいっぱいになった。

 彼女も満腹みたいで、二人してふーふーしてた。

 ハンバーガー屋さんが、複合施設みたいな中に入ってるので、ついでに他のお店も見て回った。服を見たり、100円ショップ見たり。本屋さんにも行った。

 漫画を収穫し、とりあえず車に戻った。

 あっつい。

 とにかく暑い。

 暑さに弱い僕たちはすぐに車のエンジンをかけてクーラーを付ける。

 涼しい。

 なるべく涼しくて、なるべく人がいない、静かな所で車を停めてゆっくりしたい。これが僕と彼女の共通意見である。

 安寧の地を探して車を走らせ、ドラッグストアへやってきた。

 彼女が常飲しているお茶をケース買い。ストックはあるに越したことはない。一人で買いに来るより、僕といっしょの時に買っておいた方がいろいろ楽だろう。運ぶのとかね。

 車に戻って少しゆっくりして、それから服を見にいった。彼女が欲しいと思っているような服が、うまいことあればいいなあって感じで。

 結果別の良さそうな服は見つけたものの、結局本当に欲しかったものは手にはいらずだった。ちょっと残念。なんの収穫もなかったよりは断然良いけどね。

 それから古本屋さんにいって、良さそうな本探し。

 ここでもなんの収穫もないと悲しいので、気楽に読める漫画を探す。

 心が疲れている時とか、体調が悪くて元気が出ない時など、そういう時に読みたいのは、気楽に読める漫画だ。流し読みできるような、頭を使わなくていいようなやつ。それでいて面白いやつね。

 今日もそれをご所望だったので探した。一冊はすぐに見つかったけど、もう一冊くらい欲しいってことで探しまわった。

 探しまわっていると、疲れてしまって探すのがしんどくなってくる。本が欲しい。でもしんどい。でも探さなきゃ、でもしんどい、という負のスパイラルに陥ってしまう。

 今日もそれに陥りかけたけど、なんとか良さそうな漫画を手に入れて車へと戻った。

 しばらく読書タイム。

 僕は彼女にマッサージを施す。

 ゆったりとした時間が流れる。

 夕飯どうしようね、って話をして、コンビニで軽く済ませようってことになった。

 時間は結構経ってたけど、昼間のハンバーガーがかなり効いてた。

 コンビニでおにぎりとお肉を買って、食べた。

 お腹すいてなーいって思ってたのに、案外食べれちゃう。

 そのあと、彼女はゲームやって、その間僕はだらだらしたり、マッサージしたりしてた。

 特になにもしてなくても、彼女との会話がなくても、彼女が別のことに夢中でも、あんまり気にならない。彼女が隣りにいてくれるだけでかなり満足してる。

 彼女は気にしてくれて、話をしてもいいよとか、マッサージ無理にしなくていいよとか、色々気遣ってくれた。

 僕は結構満足してた。

 彼女が何かに夢中になっていても、僕と会話をしていなくても、僕という存在を気にはしてくれてる。意識してくれている。

 さすがに、僕と二人で遊んでたのに、いきなり誰かと電話して楽しげに一時間くらい話してたら、ちょっと僕をかまってくれ!って思うだろうけど。

 同じ空間でお互いに、まったり過ごしたいって思って一緒にいられるのならば、なんの不満もない。むしろ大歓迎である。

 明日彼女が起きるの早いってことで、ほんの少し早めに解散。

 彼女を家まで送り届けた。

 彼女はあんまり調子よくなかったけど、こちらを気遣ってくれた。

 昨日もお出かけしてたから、疲れたに違いない。

 気遣わなくても平気だよ!って感じをもっと出せたらよかったなあ。

 楽しい今日が終わってしまったので、また彼女と遊べる日を楽しみに、仕事を頑張る。

 お金を稼ぐのだ!