かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

げきうま

 今日は彼女と遊んだ。

 仕事の関係で見つけた美味しそうなお蕎麦屋さんがあって、そこに行ってみる約束をしていた。

 彼女を迎えに行って早速お蕎麦屋さんへ。

 店員さんと顔見知りなのでドキドキしながら入った。

 気付いてもらいたいんだけど、わざわざ自分からこの間はどうも~みたいに言うのも自己主張が強すぎる気がしていた。とりあえずなにも言わず、気づかれないなら気づかれない方がいいんじゃないかなと思ってた。

 ふわーっと席について、どうやら気付かれていないようだったので一安心。

 注文を終え、料理が運ばれてくるのをワクワクしながら待っていた。

 お茶が美味しくって、おいしーおいしーって彼女と盛り上がりながらお話してた。

 お蕎麦が運ばれてくると、二人とも歓喜した。見た目が素敵で、とっても美味しそうだったから。

 天ぷらが付いてるお蕎麦だったんだけど、その天ぷらがめちゃくちゃ美味しい。彼女は「今まで食べたなすの天ぷらの中でこれが一番美味しい!」とテンション上がってた。もちろん蕎麦も美味しい。比較的細い麺なんだけど、コシがあってものすごく美味しい。

 ちょっと食べたところで、つける予定だった天ぷらを一種類忘れてたって言って料理人さんが持ってきてくれた。この料理人と僕は色んな意味で顔見知り。

 思わずどうもーこんにちはーって知り合いの雰囲気出して挨拶しちゃった。

 しばらくして、蕎麦を食べ終わり、じゃあ帰ろうかってしていたら、注文してないアイスがやってきた。

 料理人さん自ら運んできてくれた。

 どうやら僕が知り合いな感じ出したから、サービスで持ってきてくれたんだけど、肝心の何の知り合いかは分かってなかったみたい。

 正直に伝えると、あぁ!!ってなってくれた。え?誰ですか?ってならなくてよかった。

 ちょこっと楽しく会話できて、サービスもしてもらえて、すごく嬉しかった。

 彼女も僕も、お蕎麦がとっても気に入ったので、また来たい。

 食べ終えた瞬間も、今すぐもう一回食べたい!くらいの気持ちだったしね。

 かなりの大ヒットとなった。

 彼女は食べ終えてすぐ、お父さんに美味しい蕎麦屋を見つけたっていう連絡をしてた。お父さんはカレーと蕎麦にはうるさいらしい。

 すぐに紹介したくなるほど、とっても美味しかったってことだ。

 美味しいお蕎麦を食べられて嬉しかったのと、彼女が気に入ってくれたのが嬉しかったのと、僕のことちゃんとみんな覚えてくれていたのが嬉しかった。最初よく分かってもらえてなかったけどね!

 彼女と絶対また来る。毎週行きたいくらい。

 ネットで検索してもほとんど情報が出てこないお店で、休日の食事時なのにそこまで混んでなかった。色んな人に知ってほしいと思う反面、このまま穴場的な感じで少しずつ知ってもらえたらなあと思う。完全にファンになってるね。

 お蕎麦の話だけで結構な文量いったので、一旦終わり!