かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

うみぶどう

 今日は彼女と遊ぶ日。

 当初おそばを食べに行く予定だったのだが、僕が家でお留守番をしないといけない事情ができてしまった。もなかのお守りなんだけどね。

 時間的にお昼ごはんを食べにいけない。

 昨日それで困っていると、彼女が、僕の家で一緒にお昼食べてもいいよって言ってくれた。

 彼女を家に招ける!

 いろいろ調整をして、まず僕が彼女を迎えに行き、その後食料を調達。家に帰ってきてご飯を食べ、もなかのお守りをするって感じの流れを作った。

 ということでまずは彼女を迎えに。

 そしたら、みずまんじゅうくんとももまんじゅうちゃんに会わせてもらえた!

 あいかわらず、みずまんじゅうくんはちょっと僕が怖いみたい。

「こわいー」っていいながら顔を背けられた。

 ももまんじゅうちゃんも人見知りはしないはずだけど、僕が抱っこしたらものすごく不快そうな顔してた。

 みずまんじゅうくんはその後、彼女がうまく助け舟を出してくれて、ちょっとだけコミュニケーションが取れた。ボールを見せてもらったり、身体をツンツンして遊んだりした。

 ももまんじゅうちゃんの足を指差して「およー(あんよ)ちっちゃーい」って教えてくれた。彼女いわく、そうやって教えてくれるのはお話したいってことらしい。慣れてきた証拠だって!

 みずまんじゅうくんともっと仲良くなりたい。

 そのあとハンバーガーをテイクアウトして、家に帰ってきた。

 もなかは嬉しいとおしっこを漏らすので、警戒してたんだけど、その甲斐なく、漏らし放題だった。

 さすがに貰いすぎだったので、イラッとしてしまった。怒っても仕方ないので着実に処理していくことが大事だろうと思い直して、片付けた。

 それから食事を済ませて、もなかと遊んだ。

 もなかは彼女のことがお気に入りで、何度も甘えに行ってた。僕が飼い主なのに、全く気にしてないようだった。彼女の良さが分かるなんて、賢い犬だなあ。

 二時間くらい滞在したのち、もなかにお留守番をさせて家をでた。しばらくしたら両親が帰ってくる予定だったので。

 それ以降の時間はゆっくりマッサージでもしよう~ってことで、漫画だけ用意しておいた。

 仕事の疲れが抜け切れず、遠出するようなプランは立てられなかった。

 ゆっくりするのとっても大切。

 実は今日もう一個予定があった。

 Y君と彼女と僕との三人で沖縄料理を食べに行く!というもの。

 その集合時間までまだ少し時間があるので、中古本屋さんに寄ることにした。

 僕は仕事関連の本を買うことにして、彼女はどうしようーって悩んだ結果、お菓子作りの本を買った。クッキー焼いてくれるって!今から楽しみである。シフォンケーキもだ。

 それからY君と食事のため、お店へやってきた。

 ふわーっと始まって、Y君の近況やら、僕の話やらを適当に話した。

 気心の知れたメンツだと、すごく気分がいい。変に気を遣わなくていいし。

 途中、普段の僕と彼女の交流っていうのを、こんな感じでやりとりしてるよって教えたら、Y君が「もっと◯◯さん(僕)に優しくしてあげて~」って僕の心配をしてくれてた。

 たしかに、彼女の僕に対する扱いっていうのは、厳しい。なかなか褒めてもらえない。その部分だけ見ると、僕がかわいそうって思うみたい。まあそうかもしれない。

 彼女が僕に対して見せる厳しさっていうのは、僕にとっては苦痛でもなんでもない。優しさも思いやりも含まれているしね。楽しくやってる。

 そんな話を楽しくした。

 大きな盛り上がりがあるわけでもない、ふわっとした、気を遣わなくていい素敵な時間となった。

 それから本屋さんへ寄って、漫画を買って、彼女も何か買いたかったみたいだけど、お金の使いすぎだろうってことで我慢してた。偉い。

 帰り際、彼女が好きって言ってくれた。うふふ。

 その時に、Y君が僕の扱いのことで心配しちゃったかなって彼女が言ってたから、楽しくやってるって言っておいたから大丈夫でしょうと話した。

 Y君が思ってる五倍は仲良しだよねって話もした。 

 めちゃくちゃ仲良しだからね。僕たち。

 たぶんこの仲の良さは本人達にしか分からないものだと思う。他の人には理解不能だろう。

 これだけ気持ちが通い合ってる人ってそうそういるもんじゃないと思うんだよね。

 早起きして、みずまんじゅうくん、ももまんじゅうちゃんに会えて楽しかった。

 そのあと彼女がもなかと遊ぶ姿を見て嬉しくなり、ゆっくりする時間も取れて、心をリフレッシュできた。

 それから最後にY君も含めた飲み会を無事終えることができて、なおかつ楽しめたので、最高に良かった。

 三人くらいの規模での飲み会がいい。やりやすい。

 いろいろ詰まった充実した一日だった。

 今日も一日ありがとう。

 おわり。