かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

みずまんじゅうくんとバス

 僕が会いに行った日以来、みずまんじゅうくんのなかで「おじさん」と「ばす」がうまく繋がったご様子。

 会いに行った時も、僕のことを「おじさん」として認識してくれてたっぽかったけど、もうこれで確実だろう。

「このバス誰に貰ったの?」
「おじさん!」

 という会話が成り立っているらしい。

 ちなみに、みずまんじゅうくんの言う「おじさん」は「おーじゃん」って感じ。かわいいよね。

 バスをくれたのはおじさんっていうのはもう完璧。

 先ほど彼女から連絡があって、寝るときも「おーじゃん、ばしゅ、くぇたー」って何度も言ってたらしい。

 もー可愛くてたまらない。またバス買ってあげたい。バス以外のもいいかもしれない。そんな風におじさんからもらったっていうのをアピールしたいんならもっとプレゼントあげるよ!!!ってなってしまうのを何とか思いとどまっている。

 ほいほいプレゼントをあげてたら、みずまんじゅうくんは喜んでくれるかもしれないけど、周囲の人は困惑するだろうし下手したら迷惑になっちゃう。

 なにかあげたい気持ちを抑えておく。

 話がちょっとそれた。

 こんなにおじさんがバスくれたって言ってくれるんなら、相当僕のことを好きになってくれたに違いない!と大喜びしたわけだ。

 喜んでいると、彼女からさらに情報がもたらされた。

 おじさんとまた遊びたい?と彼女が聞くと、しばらく黙り込んで、首を横にゆっくり振ったんだって。

 嫌がられてる!

 じっくり考えてみたけど、おじさんとは遊びたくないなってなったのかな!

 悲しい!

 この、首をゆっくり横に振るっていうのは、僕が知る限り、泣き叫ぶの次にレベルの高い拒否である。

 おじさんからバス貰ったという事実をアピールするのは好きだけど、おじさんのこと自体は特別好きじゃないってことなのかなあ。

 ただ、僕のことをおじさんとして認識してくれているのは事実。

 みずまんじゅうくんにそんな風に認識してもらえてる人は少ないはず。

 喜びと悲しみが同時にやってきて、喜びのほうが多少残る。

 みずまんじゅうくんともっと仲良くなりたい!

 おじさんと遊びたい?って聞いたら、うん!!!って言ってくれるくらいが目標。

 いや、おじさんとあそびたいーって何もない時に言い出すくらいが理想だな。

 とりあえずバスをもう一台貢ぐしかないか。

 おわり。