ブログを書く理由
ブログのお題に「ブログを書く理由」というものがあったので今日はそれに関連した話をする。
僕がブログを書く理由は、彼女にそれを読んでもらえるからだ。
彼女は活字を読むのが好き。
小説でも、漫画でも、エッセイでも。もちろん内容に興味を持てることが重要だが、文字を読むという行為は彼女にとって大事なことなんだと思う。
僕も活字好きだから、良く分かる。
彼女は日々、ネット上に溢れる情報に目を通している。いろんな情報がまとめられたサイトだったり、ニュースのまとめサイトだったり。興味を持てるもの、楽しいものを貪欲に求めている。
その中の一つに、僕のブログが入っている。
僕のブログに求められているものは「僕の視点」である。
彼女と出掛けたことを書くのは、記録としての役割と、僕から見た一日というのを彼女に伝える役割の二つがある。
一緒に体験したことを僕の視点から書くことで、彼女に比較する楽しみというのを与えることができる。
私はこう思ってたけど、こう感じていたのかとか。この部分に注目してたのね、と気付いてもらえる。
そういうのを彼女は楽しい、と感じてくれるはずだ。同時に僕に対する理解も深めてくれるはず。
彼女は、私について分析したことを書いてほしいとか、良い部分とか褒める内容のことを書いて欲しいという。
それは僕の視点を知りたいからだ。
僕から見た彼女像。
僕だけが気付ける彼女の良い所とか、褒める部分。僕だけができる分析。
そういう内容のブログを読みたいと思っているはずだ。
彼女は自分の事を過小評価する傾向にある。自分をポジティブに見ることができない。自分の置かれた状況を楽観視することも苦手だ。
放っておけば、ネガティブスパイラルに陥ってどんどん沈んでいってしまう。
そこで客観的な視点を持つ僕が、彼女のことを評価する。そうすると、彼女も少しだけ自分に自信を持つことができる。本当に少しだけ。でもそれを続けることで、自信が蓄積していってくれるんじゃないかなと思っている。
ありがたいことに、彼女には褒めるところがたくさんある。こんなところが素敵だよ!こんなところがすごいんだよ!っていっぱい言える。
これからもブログで彼女をたくさん褒めたい。僕にしか書けない、僕にしか見ることのできない視点から。