かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

ごゆるり

 今日は彼女と遊んだ。

 なんの予定もなく、ゆっくりできるのは一ヶ月ぶりとかじゃないかなあ。

 その間も何度も彼女と遊んではいるんだけど、やることがあったり、誰かと食事だったりで、二人でゆっくり過ごす機会が思っていたよりなかった。

 僕は当然うきうきである。

 少し前に彼女が欲しいと言っていた商品を僕がネットで注文して、先日届いていたので、それを持って彼女を迎えに言った。

 快気祝いだよ!と持って行きたかったんだけど、まだ体調が思わしくない彼女に快気ではないだろうと思ってやめた。

 インフル中よりもその後の体調不良が苦しそうで、本当に早く良くなってほしいと思う。

 そんな体調のあまりすぐれない中、遊ぶ予定を変えずに会ってくれて嬉しい。

 彼女を迎え、まずはみずまんじゅうくんのおままごと用の野菜を買いに行った。

 思いの外良い野菜やフルーツがたくさんあったので、わしゃわしゃと手にとり、ついでに買ってあげたいなあと思っていたおなべもあったので、購入。百均だとついついたくさんかっても良いって思ってしまうよね。

 ついでに飲み物とお菓子も買って、思ったより散財してしまった。

 買い物を済ませた僕たちは、この後どうしようかと考えたけど、特に行きたいところがあるわけではないので、ゆっくりまったりDVDでも観て過ごそうということになった。

 そうするとちょっと食料が足りないんじゃない?ということでコンビニへも立ち寄った。買い込んでおけば安心。僕はそこまでお菓子を買い込んでおくタイプじゃなかったんだけど、彼女と一緒にいて、とりあえず買っとけばいいや!困らない困らない!と考えるようになった。

 今思うと、僕は彼女と遊べて気持ちがルンルンで、浮かれていた。お財布の紐ゆるみまくりで気になったお菓子をあまり考えずにほいほい買ってしまった。結果的に美味しいお菓子が買えたのでいいんだけどね!浮かれてたなあって思う。

 準備を整え、DVD鑑賞。最近はまってるテレビドラマの劇場版。のんびり観ながら、彼女の髪を撫で、だいぶ髪伸びたなあなんて思いつつ、至福の時間を過ごした。

 彼女にゆっくりマッサージをしてあげるのも久々で、こうやって一緒の時間を過ごせることのありがたさをしみじみと感じていた。

 テレビで女性の男性に対する接し方みたいな内容をやってて「(こういうのされたら)嬉しい?」と問われたのだけど、僕は「(マッサージができて)嬉しい?」と問われたと思ったので、うん!って力いっぱい返事してから勘違いに気付いた。別にテレビの内容に関しては嬉しくもなんともなかった。

 時間はあっという間に過ぎてしまって、そろそろゆっくりするのを切り上げて、夕飯を食べなくっちゃっていう時間になった。

 何を食べようかと、いくつか案を頭のなかで考えていたのだが、ハンバーガー食べに行くのがいいかもしれない!と閃いて提案しようとしていると、彼女がハンバーガーとかどう?って言ったので、おんなじこと考えてたー!!ってテンション上がった。今まさにそれ言おうとしてた!とはしゃぐ僕を彼女は冷静な表情で見つめていた。

 ハンバーガーを食べに行って、そこでしばらく話をして、それから帰宅。

 ゆっくりできたし、内容の濃い話もできたし、色々考えてこの先頑張ろうって思える一日だった。

 彼女にとって、僕が今よりももっともっと大切な存在で、もっともっと頼れる存在になりたいなと思う。そのために努力を怠らないようにしなくては。