かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

簡単な考察

 僕はここ数日、彼女の期待に応えられていない。

 彼女の発言から考えを読み取ろうとしてみたり、彼女のことを考えて想像してみたり、色々してみても、うまくいかなかった。

 僕は彼女のことをよく理解しているつもりで、彼女の求めることも推測できるつもりでいたが、それは僕の思い込みだったのだなと思う。

 ということで今日は、彼女に対する理解を深めるため、初心に戻ろうと思う。

 彼女が、人の好みを考察し、彼女に好き!と思ってもらうために必要なものはなんなのかについて考えてみたい。

 まず、彼女は根拠の無い自信にあふれた人間が嫌いだ。有能でもなんでもない人間が、自分は仕事ができると言ったり、それを態度に出したりすることを嫌う。残念な顔面をしているのに、俺イケメンみたいな雰囲気出されたらそれはそれは嫌な気分になる。当然のことだ。

 ついでに言えば、例え本当に能力が高かったとしても、そのことを鼻にかけているようなやつは嫌だろう。決して好きにはならないはずだ。

 つまり、ここから導き出される答えは「謙虚であれ!」ということだ。

 能力が無いならないなりに、己の力を過信せず、自分にはこれくらいで精一杯ですという謙虚な気持ちでいること、決して虚構で自分を大きく見せようなどという浅はかな考えを持ってはいけない。もしも、自分が能力のある有能な人材だと思っていたとしても、それに奢らず、自慢せず、謙虚でいること。本当に有能であるならば、自分で誇示せずとも周囲がその有能さを理解してくれる。謙虚でいれば、彼女もその有能さに気付き、それをアピールしない謙虚さに好意を持ってくれるはずだ。

 同時に、正直でいることも大事だ。

 何か失敗をした時、過ちを犯した時、素直に自分の罪を認め、正直に懺悔する。嘘で取り繕おうとしたり、自分のせいじゃないと認めようとしなかったり、謝罪をしないなんて最悪の極み。

 彼女に好感を抱いて貰いたければ、正直でいることが重要となる。

 次に大事なのは有能であることだと思う。

 仕事ができる、周囲への気配りができる、多くのことに気付ける、視野が広い、有能という意味の幅は非常に広い。彼女自身が、気配りがうまいとか、視野が広いとか有能な部分を持っているからこそ、彼女に近い、あるいは彼女よりも優れた部分を持つ人物に魅力を感じることだろうと思う。

 彼女は人として高いレベルにある人のことを理解できるから。その人の凄さっていうのがわかるから。

 仕事ができる人とか有能な人、才能のある人っていうのは非常に魅力的だと僕も思う。自分にできないことをさらっとやってのける人、自分が気づかない所にさっと気配りができる人。

 そういう人になれれば彼女に好意を持ってもらえることだろう。

 まとめると、有能でありながら謙虚でいること、そして正直でいること、これが彼女に好かれるための基礎ということになる。

 僕には有能さが足りない!