かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

パートナー

 最近思うのが、彼女いないと仕事しんどいってこと。あと意外とY君も最近役に立つなって思った。まだまだつたない所があるけど成長している。

 先日、彼女もY君も休みで、あとはひよこみたいな仕事のできない人たちばっかりっていう日があって、こういう時は僕に掛る負担がめちゃくちゃでかいので大変だった。

 彼女がいてくれれば、僕の負担はだいたい半分になる。仕事を任せておけばパパっと終わらせてくれるし、わからない部分があればすぐに確認してくれる。僕が、どこまで進んでるかなとか、順調かなとか気にしなくてもいい。この気にしなくていいっていうのはかなり僕の負担を減らしてくれる。

 これがY君だったら、一応順調かどうか気にしなきゃいけないし、彼の場合順調に進んでいるように見えて、仕事が雑だったり根本的にやり方がおかしかったりすることがあるので注意もしなきゃいけない。

 それ以外のひよこたちだったら、時間の管理をしてあげないと自分でできなかったり、進みが遅いようであればフォローをしなければいけなかったり、色々やってあげなくちゃいけない。もちろん作業に不備がないかのチェックも必要だ。

 彼女以外の人が離れたところで仕事をしていたら、それを気にしなきゃいけないから僕の精神がそれによってすり減る。

 僕が仕事全体の状況を把握していなくちゃいけない感じ。

 彼女がいればそれを50%ずつで分け合える。正確に言えば70%ずつ把握しあって、40%は情報を共有しあうって感じかな。

 Y君とはそれをしようと思っても、彼が自分の仕事で手一杯になってしまうのでむずかしい。

 彼女くらい仕事ができて、周りが見えて、気配りができる人でなければ、僕の相方としては不足である。

 僕のミスとか、僕の目が行き届かないところをフォローしてくれる存在でなくてはいけないからだ。

 彼女にはそれができる。僕は彼女を信頼して、仕事を任せたり、彼女だったらこれくらいで終わらせてくれる、という仕事の予定も立てられる。

 これってきっと、僕が休みの日に彼女も同じようなことを感じているんじゃないかなと思う。

 彼女の動きを考えて、サポートしたり別の仕事を終わらせておいたりできる人はほぼいない。Y君に余裕があれば多少のフォローは望めるけど、僕ほどうまくやれるわけがない。

 彼女がいないと、僕は片腕を失ったような気持ちで仕事をすることになる。彼女にもそれくらいの喪失感があると嬉しいなあと思う。彼女にとっては別に嬉しいことではないだろうけど。

 彼女の有能さというのは、この仕事ができる、あの仕事ができる、という部分もそうだけど、全体のバランスを見ることができること、目先のことだけじゃなくて先のことを考えられることだと思う。これに僕は随分助けられているし、僕が誤った道に向かおうとしている時に、彼女の冷静な視点で止めてもらえる。

 僕にとって彼女は、大好きな人なのと同時に、大事な仕事のパートナーである。