かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

想起

 毎日同じようなことの繰り返しの中生きているわけだが、そんな日々の中で彼女のことを考える機会というのが幾度もある。

 例えばポケットティッシュをもらった時、もしかしたら彼女が使うかもしれないから取っておこうって思うとか。

 これからの花粉の季節、柔らかいティッシュがあるに越したことはないが、緊急時にティッシュがあると便利だ。彼女は毎年花粉に悩まされて薬を飲んでいても、ものすごくつらそうだ。たくさんあれば安心。

 コンビニでお箸とかスプーンをもらった時に、これは彼女と出掛けた時に必要になるかもしれない、と車に置いておくとか。

 彼女と遊んでいる最中、何かを買って食べるってことがあるけど、そんな時にお箸やスプーンがなかったら困っちゃう!そんな時のためにとっておくのだ。ヨーグルト買った時にスプーン付けてもらえなかったとか、アイス買った時に付けてもらえなかったとかね。

 ものすごく些細な事で、そんなこと?と思われたかもしれないが、これは結構重要なことだと思っている。

 だって、あら!ティッシュがない!あら!お箸がない!ってなったときに、僕があるよ!って取り出せたら、すっごくスマートだもの。細かい所によく気づいて、備えが万全というのはかなりのプラスポイントではなかろうか!

 とまあそんな感じで、彼女になにかあげようと自分で用意したものではなくて、何かのきっかけでもらったものが、彼女の役に立つかもしれないと考えることが多い。

 彼女と一緒にいなくても、僕は常に彼女の存在を認識しながら生きている。ふっと時計をみた時、ご飯を食べようと思った時、寝ようと思った時、どんな時でも彼女のことを考える。

 前は彼女はそんなに僕のことを考えてくれてないだろうなあと思っていた。自分がめちゃくちゃ考えてるって思ってたから。

 でも最近は、なんとなく彼女も僕のことをかなり考えてくれてるんじゃないかなあと思うようになった。

 何かあればすぐに教えてくれるし、僕がいないところで僕のためになにかやっておいてくれるってこともあるし、僕以外の人との話で僕の話題を出してくれてるみたいだし。

 昨日の嬉しいの話にも繋がるけど、考えてくれているってことはすごく嬉しい。

 だからこそ、僕も彼女のことたくさん考えてるよっていうのが、直接的な言葉だけでなく、行動とか全く関係のない言葉とかで伝わればいいなと思う。

 さりげない思いやりみたいなね。今日はそれを冒頭で書いちゃったけど。

 彼女のことを考えてるって思っていも、考えている方向が違って、役に立たないこともたくさんあるし、迷惑もかけちゃう。

 彼女に夢中になって視野が狭くなって、彼女のことばかり考えてしまうというのも楽しくていいんだけど、もう少し冷静に、自分が楽しいだけじゃなくて本当に彼女のためになることを考えられるようにしなくちゃなと思う。

 のほほんとティッシュを貰って彼女を思い浮かべているだけじゃダメだ。