かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

イラッとポイント

 ちょっとしたことだけど、イラッとすることについて一つ気づいた。

 今日はそれについて書こうと思う。

「そういう話をしてるんじゃない」というときの話。

 今日、とあるルールについて、それってこうじゃないんですか?って確認した。僕が覚えていたルールが間違いかどうか知りたくって。その場には彼女とチンピラがいた。

 彼女はいつも通り順序立てて、それは前に間違いだっていう話になったよみたいなことを教えてくれた。僕は彼女の説明で十分理解できたし、あぁそうだったのかって納得した。そこでチンピラが「それはこういう仕組みになっててこうなってるから、こういう風にやることになってる」って口を挟んできた。

 チンピラが説明したことは既に知っていることで、それを言われても「はい」としか言い様がないことだった。

 もう既にチンピラに対して、怒りとかムカつきを覚える段階を超えているので、あーめんどくさいと思っただけなのだが、それでもイラッとに近い感情を抱いた。

 この時に、もしかしたら彼女も同じような思いを抱くことってたくさんあるんじゃないかなって思った。

 作業をしていて、疑問点が出たから上司に確認しに行く。するとその疑問にだけ答えてくれればいいのに、それに関連した別の知識を語ってくる、というようなこと。それは今どうでもいい、とうんざりした様子の彼女を見かけることがあって、もしかして今日の僕と同じなんじゃ?って思った。

 さっきから具体例が挙げられないので例え話をしておく。

 例えば、道路標識で分からない標識があったので、この標識ってなんでしたっけと聞いてみたとする。そうすると「これは駐停車禁止だよ」と教えてくれるんだけどそれプラスで「そもそもその標識はこういう所に付いてて、そこに車を止めちゃうと違反になっちゃうから注意してね」みたいな余分な話がくっついてくる。

 というような感じ。

 聞きたいことにだけ答えてくれればいいのに、自分の知識をひけらかしたいのか、余分なことを付け加えてくる人が多い。今の職場の上司は全員そう。

 おそらく、お前そんなことも知らないのかよ、と馬鹿にして言っているわけではないのだろうけれど、付け加えられた情報が当たり前すぎるものだったりすると、こんなことも分からないと思われているのだろうかと嫌な気分にもなるだろう。

 僕は今日初めてそれがストレスだなと認識したのだけれど、きっと彼女はそれをずっと前から感じていたと思う。

 仕事ができない人ほどこれをしてくる。

 自分はこうならないようにしなきゃなって思う。彼女はこういう受け答えをしない。質問に対してすぱっと答えを提示してくれて、それだけで済む。

 こういう部分でも有能さがでるんだなと思う。

 ちょっとしたイラッとするポイント、他にもたくさんあるけど、今日はこれに気づいたよというお話でした。おわり。