かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

遠方からの助け

 今日職場に他の所から、仕事を手伝いに、お化粧バッチリのMさんというおばさまが来てくれていた。

 以前も一度、職場に来てくれていたことがあって、その時に彼女はMさんと意気投合。仲良くなった。そして、Mさんはだるまさんと同じ職場で一緒に働いているため、だるまさんに会いに行った際にMさんにも再会。ついでにその時、僕もMさんに認識してもらえた。

 Mさんと会うのは今日が三度目だった。

 Mさんは彼女に気づくと、久しぶりー!という感じでかなり好意的に声を掛けてくれた。対する彼女もお久しぶりですー!とにこやかに応じ、再会を喜び合っていた。

 非常に楽しそうだなーと眺めていた僕にもMさんは気づいてくれて、あって感じで会釈してくれた。気が利くいい人だなあってなった。

 それで僕たちよりも早く仕事を終えたMさん、帰る前に彼女とお話をしていた。僕もそこに入れてもらってお話をした。

 Mさんとってもいい人で、話をうんうんって聞く姿勢を作ってちゃんと聞いてくれる。あと観察力があって、人の評価が的確。だるまさんの評価が適切だったし、うちの職場の人たちに対する評価も、この短期間で素晴らしいっていうレベルの観察眼だった。

 そういう部分、彼女と共通しているなあと思う。

 そのせいもあってか、彼女とMさんの会話はとっても盛り上がっていて、僕も邪魔になるかなあと思いつつ、口を挟ませてもらって、楽しく会話をしていた。

 Mさんは仕事がかなりできると評判の人で、実際見た感じもその評判に違わぬ素晴らしい人だなあという感じ。仕事ができることを鼻にかけるわけでもなく、僕らみたいな下っ端に対しても同じ目線で話をしてくれる。

 Mさんの様子から、彼女のことを気に入ってくれてるんだろうなという感じがした。

 やっぱり彼女は、仕事のできる人、人間としてしっかりしている人からの評価が高い。

 彼女の良さを理解するには、それなりの力をもっていないといけないのかなと思う。社会的な常識を持っているとか、精神的な余裕があるとか、人間としての完成度が高い人は彼女のことをすぐに評価してくれる。

 そこまで高いレベルじゃないと彼女の良さを理解できないというわけではないのだが、いかんせん周りの人間が駄目すぎて彼女の良さに気付けない。あるいは気づくまでに時間が掛かってしまう。

 彼女の周りにMさんとかブッダさんや女神さまみたいな人たちが常にいれば、仕事もスムーズに進むしストレスも少ないだろうと思う。

 あともう一つ思ったのは、彼女の、初対面から多少面識あるくらいの人に対する接し方の上手さ。Mさんもそういうのが上手な人なんだろうなとは思うんだけど、彼女からの気の利いた歩み寄りがなければ、ここの交流も生まれなかったと思う。意気投合している感じで、はたから見ていると何ヶ月か一緒に仕事をしたくらいの仲に見える。

 彼女の人当たりの良さと、親しみやすさが発揮された出来事だったなと思う。