かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

創作制作

 僕は彼女のつくりだすものが好きだ。

 例えば手作りのお菓子。今までに何度か作ってもらったことがあるけど、そのどれもが美味しかった。彼女自身の評価が悪いものでも、僕からすれば十分すぎるくらい美味しい。なにより彼女が作ったものという事実がすごく良い。

 彼女が描いた絵もそう。彼女の持つセンスが十分に発揮された味のある絵とか、特徴を見事に捉えた似顔絵とか。それは彼女にしか描けないものだ。僕は彼女の描く絵の、絵柄が好きで、彼女が描いたもののもつ雰囲気を気に入っている。どこかまったりとした、柔らかい絵がとっても素敵だ。日記の隅にちょっと書いてくれてあるイラストに癒される。

 彼女の書いた文章も好きだ。今日彼女が書いた長文を読む機会を貰って、じっくり読むことができた。それを見ていて思ったのは、読みやすいってこと。言葉の選び方が上手。文章のつなぎ方とか、単語の使い方とか、読んでいて引っかかることがないから、すごく読みやすい。

 もう一点、すごく良いなと思ったのが、彼女の考え方や文章に込めた意味が僕の中にすんなり入ってくること。彼女自身をよく知っているから余計になのかもしれないけど、文章から彼女の意思を読み取りやすい。伝えたい雰囲気とか、伝えたいことが分かりやすい。

 彼女の書く文章ってやっぱりいいなって思った。

 ついでに言えば彼女の書く字も好き。だから彼女が手書きしてくれた文章はすごく良い。ちょっとしたメモとか、仕事の伝達だったり、彼女が文章を考えて書いたもののほとんどを僕は捨てずに取ってある。

 当たり前の話ではあるけれど、彼女のつくりだすものは彼女にしかつくれないものだ。そこには彼女の知識とか経験、あるいはセンスが詰まっている。それがすごく素敵だなと思う。

 彼女がつくりだすものは彼女もつ魅力の塊なのだ。

 僕が彼女のことを大好きだから、それらにものすごく価値を感じているのは事実だが、そうでなくても、彼女のつくりだすものには周りの人を惹きつける魅力があると思う。

 僕は彼女の持つセンスとか感性とか、クリエイティブな才能をすごく評価している。憧れているくらいに。

 これからも彼女にはいろんなものをつくりだして欲しい。そして僕がそれに触れることができればいいなあと思う。