かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

乾燥

 今日は彼女と遊んだ。

 今日の目的は加湿器。彼女の家全体がかなり乾燥していて、湿度表示が「Lo」になるらしい。20%切ってるんだそうな。

 快適な湿度というのは大体40~60%。明らかに乾燥しすぎている。どうにかしなくちゃってことで加湿器の購入を急ぐ必要があった。

 乾燥で彼女の喉が痛くなったり、お肌がパサパサになったり、みずまんじゅうくんのほっぺがカサカサになったり、いいことなんて一つもない。

 ということで、今日の予定は加湿器探しということになった。

 昨日のうちに加湿器の知識を頭に詰め込んでおいたので、自信たっぷりに彼女を迎えに行った。

 まず行きつけの家電量販店へ。ここには彼女の友人がいて、今日もいるかなあっていいながら店に入ると、すぐに友人をみつけた。加湿器コーナーに案内してもらって、簡単な説明もしてもらって商品とにらめっこした。僕の仕入れてきた知識の半分以上をご友人が説明してくれたので、にわか知識をドヤ顔で語るような人間にはなりたくなかったので静かにしていた。

 種類は結構たくさんあったのだけれど、ピンとくるものがなくて、別のところも見に行ってみることにした。

 店を出る前に、マッサージチェアを試したかった僕は彼女を誘ってお試しした。しっかり座るの初めてでわくわくだった。期待を大きく上回るというほどではなかったものの、マッサージチェアって素敵!って思った。体がすっきりする。

 50万円くらいしたので、お金持ちになったら買おうって決意した。

 次に向かったのはスーパー。色々売ってるところなので、もしかしたら加湿器もあるかな?という期待を込めて立ち寄った。お店に入るとすぐ、バレンタインデーの特設売り場ができてて、魅力的なチョコレートがたくさん並んでいた。チョコレート好きな彼女はもちろん、僕も素敵なのがいっぱいあるなあとちょっとウキウキした気持ちになった。その中でもいつも早くに売り切れてしまうというザッハートルテを彼女が見つけて、自分たち用に買うことにした。半分こしたのが今手元にあるので、ブログを書いたら食べてみたいと思う。お腹すいた。

 メインの目的である加湿器を探すも、一種類しか置いてなくて諦めた。飲み物とお菓子を調達して、更にドーナツも買った。おやつ。彼女のお姉さんから頼まれていたおつかいも、ここで済ませられたのでよかった。

 車に戻ってドーナツを一つ食べ、文房具屋さんへ行くことにした。メインの目的である加湿器は置いてないけど、サブの目的を達成するために必要な目的地だった。

 買い物は順調で、サブの目的である僕と彼女の欲しいものもきちんと買うことができて一安心。なーんにも手に入らないと落ち着かないけど、とりあえず欲しいと思っていたものが手に入ると安心する。

 次に向かったのはホームセンター。ここならお手頃な加湿器があるんじゃないかという思惑だったんだけど、売り切れちゃったのか、置いてあった形跡はあったものの肝心の商品が見つからなかった。

 ここまでで数時間が経過し、このまま見つからないとまずいなと思い始めた僕は残り時間で回れるお店の候補と、移動時間なんかを加味して、急ごうという結論を出した。

 次に向かうのは、前回時計を探していた時にも立ち寄った家電量販店。あんまり期待していなかったんだけど、いい感じの価格帯の商品の品揃えが良くて、ここで買おう!ってなった。二択にまで商品を絞り込んだんだけど、どちらも一長一短あって決めかねる状態。彼女と一緒に悩んで、結果彼女がこっちにする、と言った方に決定。ここで僕は、彼女の機械との相性が悪いという特性について考えた。複数ある在庫の中から彼女が選ぶと、マイナス方向の引きの良さで不良品を手にとってしまうかもしれないと。彼女のことを馬鹿にしているとか、ふざけているわけじゃなくて、今までの彼女のことを考えると、これくらい心配して損はないんじゃないかと思えるのだ。だから僕が在庫の中から商品を選ぶことにした。それに僕が商品を選んだという責任を持ちたいという気持ちもあった。そうすれば、万が一不良品に当たったとしても、彼女のショックを少しだけ和らげることができるzにゃないかなって。

 今書いてて反省したことがある。僕は彼女が持った箱を、こっちにしようって別の箱に変えたんだけど、その際に僕の意図を伝えていなかったので、彼女の持った箱にケチつけたみたいになっちゃった。ごめんね。自分の考えていることに必死になって気配りが足りていなかった。反省。

 無事加湿器を手に入れて安心した僕たち。全てのミッションをクリアしたので、エクストラステージが開放された。「まだ見ぬみずまんじゅうくんの妹のためのガーゼタオルを探せ!」というミッション。

 このブログでは触れていなかったかもしれないけど、もうすぐみずまんじゅうくんに妹ができるのだ!みずまんじゅうくんがお兄ちゃんになる。すげえ。

 探しているようなガーゼタオルがなかなかないということで、もしあったら嬉しいなというような感じ。

 さっそく雑貨屋さんに行ってみるも、お望みのようなものは見つからず。他に置いてありそうなところが思いつかなかったんだけど、少し遠いところに新しくできたショッピングモールみたいなところがあって、そこへ行ってみることにした。気になっていたけど行ったことがなかったので良い機会ってことで。

 加湿器が思いの外早く見つかって時間に余裕があってよかった。

 NEWショッピングモールは、新しくってきれいで、あんまり見ない形にお店が展開されてて、新鮮だった。トイレもきれいで、水道からお湯が出てきた。感動。

 目新しさで、わいわいお店を見て回ったけど、肝心のガーゼタオルは見つからず。収穫は集めている漫画の新刊くらいだった。

 歩き疲れてきたのでガーゼタオル探しは終了。

 車に戻って晩ごはんの相談をする。

 やっぱり和食がいいよね!ってことで少し高級だけど美味しいおそばが食べられるお店へ。

 手羽先がサイドメニューであって、彼女のリクエストで注文したんだけど、これがめちゃくちゃおいしかった。今まで食べた手羽先の中で一番っていうくらいおいしかった。また食べたい。

 彼女から許可を得て、彼女が美味しそうに手羽先を食べている姿を写真に撮っていたら、彼女に「きもちわるい」って言われてしまった。僕の顔がよくない感じになってたんだろう。でもかわいい写真が撮れた。嬉しい。

 手羽先以外ももちろん美味しくて、今日はここに来て大正解だったね!と言い合った。求めていたものが食べられたって感じで満足。

 帰るまで少し時間があったので、近くのレンタルショップに立ち寄りつつ休憩時間とした。買ってきた漫画を読む彼女にマッサージを施す僕。いつもの感じ。とっても落ち着く。彼女は冷えると体調が著しく悪くなるので、冷やさないように気をつけなくちゃいけない。暖房付けてあっためる必要がある。そうすると僕が暑くて汗だくになっちゃう。それは構わないんだけど、二人がうまいこと快適になる方法はないものかと思った。妙案募集中。

 ほぐし足りない感じはすごくしたけれども、時間が遅くなってきたので彼女を家まで送った。

 途中、道を外れて田んぼに突っ込んでいる車を発見。真っ暗かったから道を見誤ったんだと思うけど、寒い中一人外に立っている男の人を見て可哀想だなあと思った。ものすごく悲壮感ただよってた。

 彼女といるとよく事故現場みたいなところに遭遇するってのが昔あったけど、久々にレアな現場に遭遇した。

 今日はいろんなところを回って、初めてのお店にもいけて、楽しかった。休日を彼女と過ごせるって楽しくて幸せで、これ以上ない良い時間の使い方だなって思う。

 また楽しく遊びたいです!

 おしまい。