かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

素敵な彼女

 彼女は素敵だ。

 輝いて見える。キラキラしてる。

 最初に見て、可愛いなって思ったあの日から、僕はずっと彼女のことを可愛いなあって思い続けている。

 初めは僕の言葉を信じてくれなかった彼女も、今は僕が可愛い可愛い言うのを受け止めてくれている。

 それは、僕が言い続けた結果「この人からはそう見えているんだろう」というような彼女の理解を得られたからだと思う。

 他の人からはどう見えているかは置いておくにしても、僕からは彼女がものすごく可愛く見えているんだというのは伝わったようだ。

 最初はお世辞で言っているとか、思ってもないのに言っているとか言われまくったけど、諦めずに可愛いって言い続けてよかった。

 可愛いと思っている相手に、可愛いって言えることって幸せなことだと思うのだ。好きな人に好きって言えるのも同様。

 今日も、彼女のこと可愛いなあって思った。

 昨日彼女が髪を自分で染めるって言って、不安そうにやっていて、一応染め終えた状態を写真で送ってもらっていた。写真で見ても分かるレベルでしっかり染まってて、彼女は真っ黒!って言ってたんだけど、少し茶色っぽさのある落ち着いた色になっていた。

 彼女の髪色がどれくらい変わったか、実際に見てみるとまた違うのかなと思っていたら、ぱっと見で結構印象違う!ってなった。すごく似合ってた。可愛いってなった。

 少し前に彼女が前髪を切って、誰も気づいてくれないって言っていたんだけど、髪の色が暗くなったからなのか、前髪の存在感が増していて、より可愛いなって思った。その辺が印象が違うって思った理由だと思う。

 一番最初に彼女と会話したタイミングでの髪色に関して発言する機会を逃し、彼女にどう?って聞かせてしまったのは失敗だった。

 ただその後、彼女の髪を褒めたくて褒めたくて仕方がないので、うざったがられない程度に似合ってるねとかいいね!って褒めた。もしかしたら抑えすぎて彼女に響いてなかったかもしれない。

 反省点があるものの、僕は彼女の可愛さを満喫した。

 あと今日帰りに、二人でコンビニへ寄った後帰る際、そのまま帰る?って彼女に聞かれた。これは彼女を家まで送るか、そのまま帰るかという意味。いつも僕は帰る方向も一緒だし彼女の家まで一緒に行ってそこで解散しているわけだが、今日は僕が逆方向に寄り道する用事があったため、彼女が確認してくれたのだ。

 で、僕はいつも通り送っていくつもりだったから、送ってくよーって即答したんだけど、それを聞いた彼女が、一瞬嬉しそうな顔をしてくれた。それが可愛らしくって、それと同時に僕が送っていくの喜んでもらえたんだと思って、嬉しくなった。もしかしたら見間違いかなと浮かれる気持ちを否定する自分がいたんだけど、きっと彼女は僕が送っていくのが嬉しかったんだと思い込むことにして、彼女を送りながらにやっとしていた。可愛かったなあ。

 あともう一つ、彼女が上着を新しく買って今日着てきたんだけど、白くてもこもこふわふわしてて、それも可愛らしかった。似合ってた。彼女も気に入っているらしくって嬉しそうに着てた。その姿も可愛かった。

 彼女の可愛さにたくさん触れられて、僕は幸せだ。

 大好きな人の可愛い姿を見られるって、それだけでご褒美だもんね。

 可愛いと思ったら可愛いと素直に伝えよう。

 僕が感じた可愛さを彼女に伝えて、彼女を褒めていけば、きっと彼女はもっと素敵になってくれるはずだ。