かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

プレゼントの歴史

 昨日、彼女にあげたプレゼントのことを少し思い出していた。

 今日はそれについて書いてみようかな。

 あげた時のことを振り返るのに、このブログはすごく役に立つ、

 一番最初にあげたプレゼントは誕生日の時かと思いきや、その前のホワイトデーにチョコをあげたのが最初みたい。バレンタインにはチョコチップクッキーをもらったんだったかな。あの時も嬉しかったなあ。

 当時の僕はチョコに詳しくないし、どこのチョコがおいしいのかも分からず、ネットの評判なんかを気にしながら良さそう!と思ったものを用意した。

 ちょっとドキドキしながら渡してみると、彼女は当然のごとく僕の用意したチョコのブランドを知っていて、特にお気に入りの味があるらしかった。プレゼントしたのはいろんな味が入ってるアソート的なやつで、彼女が好きな味も入っていた。狙っていたわけではないけど、うまいこといってくれたって感じだった。

 彼女はすごく喜んでくれたし、大事に食べるって言ってくれた。

 それから少しして、彼女の誕生日がやってくる。準備はホワイトデーのプレゼントを用意する段階で既に始めていたので、滞り無く行えた。

 彼女の好きなもの、チョコ、そしてくまのぬいぐるみ。当時の僕の知識はこんなものだった。

 安直ではあるが、くまのぬいぐるみをプレゼントしたい!と僕は強く思った。そしてプレゼントするからにはいいやつあげたいって思った。お誕生日だし。

 そこで唯一知っているブランドのくまさんを探した。ちゃんとしたものを買おうとするとウン万円するので、サイズの小さいキーホルダータイプを選んだ。仲良くなったとはいえ、いきなり何万もするものをプレゼントされたら引かれるだろうという思いもあったし、なによりお金もあんまり持ってないからね。

 海外からの取り寄せというちょっとおしゃれな方法を駆使して入手。初めての経験だった。心配だったので包装をこっそり開けて確認したのを覚えている。注文したのと違ったり、品質が悪かったりしたら困るからね。海外だと特にそういうのありそうですごく不安だった。でもとっても可愛いくまさんだったから安心した。

 そしておまけ的な意味合いで、彼女の好きなアーティストのCDも用意した。このCDは、もうMDにしか入っていなくて聴けないと言っていた彼女の発言を覚えていたので、ちょうどいいだろうと思ったのだ。僕にも聴かせたいって言ってくれてたから、あげたあとに貸してもらうっていう交流もできて一石二鳥!って思ってた。

 好きなものをあげれば喜んでもらえるという、かなり単純な発想で用意されたプレゼント。その時の僕は自信満々だった。

 プレゼントを渡すと、やっぱり彼女は僕の選んだくまのブランドを知っていて(だいたい僕が見つけるものは彼女が既に知っている)僕の見識の狭さを感じつつも、彼女はとっても喜んでくれたので、大満足だった。

 くまのぬいぐるみは毎日見るところにつけるって言ってくれて、今も彼女の部屋の電気のところに付いているはずだ。

 あと値段も気にしてくれた。ブランドの知識があるってことは大体そこで取り扱われているぬいぐるみがいくら位するかも分かってるってことだからね。そんなに高くなかったから気にしなくていいよ!っていうやり取りをした記憶がある。

 とっても懐かしい。あの頃の胸がキュンとなるような彼女を思う気持ちとか、プレゼントを渡す時のドキドキとか、用意するときのワクワクとか、今でも思い出せる。

 今でも同じようにその気持ちを持ち続けていられるのが嬉しい。

 全部のプレゼントを振り返るつもりだったんだけど、思ったより長くなったのでこれはまた次回に回そう。

 おわり。