かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

彼女の特技

 彼女自身が特技と思うか思わないかは別にして、僕から見た彼女の特技というものを書いてみようと思う。

 なにかなーって考えてまず思い浮かんだのが歌。

 彼女は歌が上手。カラオケに一緒に行って初めて聴いた時の衝撃は忘れられない。カラオケ行ったら僕は歌わなくても彼女の歌を聴いていられればいいなあって思う。ずっと聴いていたい。

 あとちょっとした歌を作るのもうまい。みずまんじゅうくんをあやすために作られた歌があるんだけど、いいメロディーで耳に残る。しかも歌いやすい。ときおり彼女が口ずさむ歌が、何かのCM曲とかテーマソングだったりするのかな?と思うと、実は彼女のオリジナルだったりして、その完成度の高さに驚かされる。

 僕に音楽センスが欠片もないので、彼女のそういう部分が輝いて見えるしすごいなあと思う。これは特技と言っていいんじゃないかなあ。

 続いてはイラスト。

 今年いっぱいで職場を去る人が二名いて、その人たちへ向けたメッセージを書くための色紙を用意した彼女。それがとっても上手。これも特技といえるレベルだと思う。

 似顔絵を描くのがすごく上手くて、特徴を捉えているというか、一発でその人と分かる。これは僕だけが評価している訳ではなくて、他の人達も彼女の絵を褒めている。一緒に働くおばさま二名に色紙の存在を伝えるのがたまたま僕になったのだが、ふたりとも彼女の絵にわぁ!ってびっくりしていた。めちゃくちゃ反応がいいので、彼女が描いてくれたんですけどねとアピールしておいた。

 センスのないチンピラは絵の価値が分からないのか、褒めなかったみたいだけど、チンピラの評価よりも、その他の人たちの評価のほうが圧倒的に信頼できる。

 それとは別のところで、プロの絵みたい的な褒められ方をした彼女は、流石に褒めすぎでしょと素直に喜べなかったらしい。気持ちは分からないでもないけど、僕も雑誌の片隅にあるような挿絵として使われていいレベルだと評価しているので、それくらい褒められてもおかしくないなと思う。まあその褒めてくれた人が信用ならないというか、下手なお世辞いいそうな人だから余計に喜べないエピソードではあった。

 もう一つは、工作。

 少し前にブログにも書いたと思うけど、ウエルカムボードを作った際の手際の良さ、発想の柔軟さ、そして実際の出来栄えが素晴らしかったのでこれも特技と言える。何かを飾り付けるとか、ちょっとした小物を作るとか、あとはラッピングとかも上手だし、手先が器用なんだと思う。

 綺麗に作れても時間が掛かってしまうと良くないし、時間がかかったのに良い物ができなければなお良くない。彼女はうまいこと、時間短縮と出来上がりの良さを両立させることができる。ただ上手く作れる人はいるだろうけど、コストにまで意識を向けた上で作業できる人は限られてくるんじゃないかなと思う。

 特技として紹介したかったんだけど、単にすごいところみたいになっちゃった。

 彼女からはセンスをすごく感じる。やはりその部分が僕にとって魅力的なんだなあと思う。

 彼女の特技はまたご紹介します。