かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

協力プレイ

 今日は彼女と遊んだ。

 久々に、色んな所に行く予定を作らず、のんびり過ごす日にした。

 僕はこの、彼女と一緒にゆったりとした時間を過ごすというのが大好きだ。

 何か面白いものを見つけてわーいってはしゃぐことも、いつもと違う風景を見ることもないんだけど、ただ彼女と一緒ということが楽しい。

 いつもより少し早い時間に彼女のところへ行って、コンビニで飲み物と軽い食べ物を用意したらもう後はゆっくりするだけ。

 こんな日は本腰を入れて彼女にマッサージをしてあげられるので、今日の僕は凄く気合が入っていた。何時間でも、何度でもやるぞー!っていう気分だった。

 今日の彼女は、完全にオフモードということで、お化粧とか服装とか最低限の状態だった。それでも十分すぎるくらい可愛いので、僕は幸せ。何度か彼女に可愛いよって言いたくなったんだけど、きもちわるくなりそうだったので飲み込んだ。

 彼女が読む用に漫画を持って来てあって、あと電子書籍の漫画もあったので、彼女はそれを真剣に読み、その間僕はひたすらマッサージをした。もちろん僕にとってマッサージできることは喜びなので、この時間がとっても幸せ。彼女のコリが少しでもほぐれて、軽くなることを願いながら念入りにやった。

 休憩をはさみつつ、結構長い時間やれたんじゃないかなと思う。普段どこかに出掛けたついでに軽くマッサージする時よりは確実に力を入れてやれた。僕の手にのこる疲労がその充実さを物語っている。とはいえやはり今日一日念入りにやったからといって彼女の身体のコリが完全にほぐれるわけはない。ただ彼女がほぐれてきたと言ってくれたので嬉しかった。

 こういう押しかたが良かったとか、ここを押さえると嫌だって言ってたとか、そういうのが蓄積されて、回数を重ねるごとに良いマッサージができるようになってるんじゃないなあと思う。

 テレビを観ながらツッコミを入れたり、文句を言ったり、笑ったり、あーだこーだ言うのがすごく楽しい。

 あとは彼女がリズムゲームを持って来てくれたので、一緒にやった。以前も言ったけど僕にはリズム感というものがなくて、本当にひどい状態だ。隣で彼女が覗き込みながらアドバイスをくれるんだけど、それすら活かすことができないときは、自分のセンスの無さに絶望しかける。対する彼女は、そんなにうまくないよと言いながら僕より圧倒的なセンスを感じさせるプレイで難しそうなやつをクリアしていく。さすがー!って思った。

 そうこうしているともう夕飯を食べるような時間を迎えていて、どこかに食べに行こうかと相談した結果、凄くお腹が空いているわけでもないから軽くコンビニでなにか買って食べようということになった。コンビニ三昧。

 いつも行かないコンビニへ足を伸ばして、物珍しさでお弁当を買って、なんだかお腹が空いてきたのですぐに食べた。美味しかった。彼女もビーフンというグルテン縛りでも食べられるいいものを見つけて、無事食事ができた。良い品揃えだった。コンビニチョイス成功。

 続いて彼女が家で飲む用のお茶を買いにドラッグストアへ寄り、美味しそうなチョコなんかをついでに買っちゃった。寒いとチョコ系の甘いお菓子食べたくなるのはあると思う。

 その後、先ほどのゲームの協力プレイをやってみたんだけど、それがめちゃくちゃ面白くってはまった。ずっとやっていたかった。お風呂入って寝る支度して、布団に潜り込んでそれから二人で寝るまでずっとやりたい、というような感じ。そんな風にできたらすごく楽しいだろう。

 本当にたのしかったからまたやりたい。僕がものすごく足を引っ張って、彼女がそれをフォローしてくれてなんとかクリア出来ているっていう感じなんだけどね!

 一人で黙々とやるのもいいけど、協力プレイ良い。

 あまりの楽しさに結構遅い時間までやってしまったので急いで彼女を送り届け、帰宅。

 のんびり過ごすのやっぱり良いね。すごく楽しかったし、充実していた。

 とっても良い日だった。