かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

センスの塊

 彼女のセンスはかなり良いと思う。

 この良いというのは、僕の良いと思うツボを上手く刺激しているからそう感じるということを踏まえた上で、なるべく客観視して出した結論だ。

 だから、彼女のセンスが広く多くの人に受け入れられる良さだという意味で書いている。

 僕が思う彼女のセンスの良さというのを今からご紹介していこう。

 まず、たくさんある物の中から良い物を見つけ出すセンス。

 これは、例えばネットで雑貨品が沢山掲載されているサイトを見ていたとして、そこから良い物を選別するのが上手ということ。

 同様にこのセンスが生かされているなあって思うのはプレゼントを選ぶとき。まず、渡す相手の好みとか、今置かれている環境を考えて方向性を定める。これもある意味センスが問われると思う。相手のニーズを掴むセンス。

 そして数ある商品の中から、これだ!っていうものを探しだす。すぐ決まる時もあるし、いろいろ回って時間を掛けることもあるけど、最終的にはあげる相手にぴったり!っていうものが見つけられる。

 数々のプレゼントを経て、彼女のプレゼントスキルとセンスは確実に磨かれている。

 もう一つ、創作系のセンス。

 彼女の描いた絵はすごくセンスがある。僕は絵を描くのが好きだから、人の描いた絵に対する評価もわりと厳しい。

 彼女の絵は技術的な上手さはないけど、上手い。技術的なものがないのは絵を勉強してないから当たり前で、彼女にはそういう勉強や練習をするだけでは身につかない、絵を描く上ですごく重要な絵心を持っているんだと思う。

 イラストを描くと彼女特有の味が出ていて、個性がある。魅力的なキャラクターを描くことができる。あと記憶力があるから、イラストで何かを再現するときの再現度が高い。

 毎回、彼女の絵を見ると、素敵だなあとか上手いなあとか思う。すごくセンスを感じるのだ。

 あとは、ものの組み合わせとか、配置なんかにもセンスを感じる。何かをつくる時の素材の組み合わせ、色の組み合わせとかね。

 数ある配置の選択肢から、良い配置を選び出すセンスっていうのかな。

 結局センスというのは、今まで見てきたもの、得てきた知識、考え方なんかを総合して発揮されるもので、彼女は今まで良い物を見て、たくさんの知識を得て来たんだろうなあって思う。

 素敵な人はたくさんの素敵なものに触れ合っているんだと思う。

 彼女もきっとそうだ。