かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

おみやげ

 今日は彼女と一緒にお仕事だった。

 彼女と一緒だと少しだけ仕事に行くのが嫌じゃなくなる。

 職場に到着すると彼女が昨日買ったという、もふもふなくまさんのブランケットを見せてくれた。めちゃくちゃ可愛い。ちょっと高級品なのだが、その価値は十分にありそうだった。

 続いて、仲良しな同僚さんにあげる旅行のおみやげを見せてくれた。

 事前に僕にはおみやげを買ってないよ!と伝えられていたので、ここで僕のは!?とは言わなかった。

 おみやげはなくても彼女が楽しんできてくれたなら良いし、写真とか見せてもらえて彼女が感じた楽しさを少し分けてもらえれば十分だって思ってた。時間がなくておみやげをあんまり選べなかったって聞いてたしね。

 そう思っていると、彼女が小さな紙袋を取り出して僕にくれた。

 ひと目でわかった。これはおみやげだと。

 僕にって彼女が渡してくれて、僕へのおみやげだってことは十分すぎるくらい理解できているはずなのに、再度、僕に?って確認してしまった。おみやげが無いって思ってたから、あるっていう事実が信じられなかった。

 びっくりした。

 紙袋を開けてみると、これまた素敵なチョイスのおみやげが入っていて、テンションが上った。このおみやげを選ぶとき、周囲からはそれでいいの?って確認されたらしいけど、彼女の選択は大正解だった。他にも素敵なおみやげ候補はあったのかもしれないけど、僕にとってはこれが最高のおみやげだと思う。 

 改めて彼女のセンスと、僕の好みの把握具合が素晴らしいなあって思った。

 とってもいいものが貰えてうきうきで、仕事前から凄くテンションが上った。

 仕事中、おみやげのことを思い出したら嬉しくってにやにやした。僕のために用意してくれたの内緒にしてたのかー!やられたー!っていう思いと、すごくいいものをくれたのが嬉しかったのと、もうとにかくすごく嬉しくてにやにやした。

 このブログを書き始める前も嬉しくてしばらくながめていた。

 こんな嬉しいことがあったのに、今日はもう一つ良いことがあった。

 仕事終わりに彼女とスーパーに買物に行けたのだ。今度あるサークルの集まりにチーズケーキを作っていくらしく材料の調達。

 ついでに夕飯のおかずをとお惣菜をみていたら美味しそうなものがあって、すごくわくわくした。

 仕事終わりのお腹が空いているタイミングは恐ろしいほどに食べ物が魅力的に見える。

 彼女と、これが美味しそう!あれも美味しそう!食べたい!って一緒にわいわいしてるのが楽しくて楽しくて、スーパーに来ただけなのに僕としてはどこかのテーマパークに来たくらいうきうきしていた。

 買い物を終え、少し彼女とお話をしてから解散。なんだかこうやって話をするのも久々な気がして楽しかった。

 今日は良い一日だったなあ。全部彼女のおかげ。