かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

かかおます

 今日は休日だったのでだらだらしていた。

 すると仕事の休憩時間になった彼女から電話が来て、チンピラの馬鹿話を聞いた。

 まったく、あの馬鹿には話が全然通じない。僕もチンピラ相手に会話していて、こいつマジで話通じねーって思うことは多々あるんだけど、きっと彼女は僕以上にそれを感じていると思う。なんでかって、彼女のほうがチンピラに絡まれていることが多いから。

 今日の話も、彼女は順序良く分かりやすく意見を述べて、チンピラはそれに相槌を打つくらいしかできないというような状況。苦し紛れに意見を述べるも、しばらくした後にはさっき言っていたことと真逆のことを言っているというような状況で、もしこの会話に勝敗があるとすれば、彼女の圧勝であった。

 しかもその会話が終了した後、彼女のもとに戻ってきたチンピラは、そもそもその話に関して、自分には責任も決定権も、なんにもないんだよ-!という、捨て台詞を吐いて逃亡。

 馬鹿ここに極まれり。

 馬鹿と会話して疲れた彼女を元気づけるため、僕は彼女へのプレゼントを模索。仕事終わりに会いに行って元気づけようという話だ。

 とはいえ、彼女は今おかし制限中。お手軽にプレゼントとして持っていけるものってやっぱりおかしなので、それがNGとなると一気に困ってしまう。

 すると彼女から、チョコレートというリクエストが。このあいだカカオがたくさん入っているチョコレートを食べて、この苦さの中に甘さがあるのが良いと言っていた、そのカカオがたくさん入ってるやつをご所望だった。

 この間食べたのが確か86%とかそんな感じのもの。別の含有量のものがあるので、今回はそれを欲しいとのこと。

 おかしだけど、甘くないし、これならいいだろうということで、僕はさっそく家を出てドラッグストアに。95%と72%があって、どちらかにしようかと思ったけど、両方あったほうがいいだろうってことで両方買った。

 そして仕事終わりの彼女と合流。

 まず片方だけ渡して、様子をうかがった後にもう一個を取り出して喜ばせようという計画だった。

 だが、一つ渡したところで彼女が「一つだけか~」と残念そうな顔をしたので、いやいやあるよ!もう一個あるよ!って急いでもう一つ取り出してしまった。計画失敗。

 彼女としばしお話をして、みずまんじゅうくんの動画を一緒に鑑賞した。そういえば最近あんまりみずまんじゅうくんの動画を一緒に観る機会がない。彼女がスマホに送ってくれるから一人では観るんだけどね。一緒に観ると感想が共有できて、状況の解説なんかもしてもらえて楽しい。

 そんな感じで帰宅。

 彼女がいなかったら一日の出来事として挙げるものが全くなくなるレベルでなにもしなくなるなあと思いました。