かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

やっぱり

 やっぱり彼女がいいなあの話。

 ここ数日彼女と会っていないので、ホームシックみたいな状態になって彼女が恋しくなっている。

 思っていた以上に平気なんだけど、それでもやっぱり寂しい。毎日のように彼女と会っていた頃の僕が聞いたら発狂するくらい会ってないけど、わりと平気だ。ようは慣れなのかもしれない。

 現在、僕の周りにはろくな女性がいない。もちろん彼女を除いて。

 話していると気を遣ったり、うんざりさせられたり、面倒くさかったり、できるだけ関わりたくないなと思う。

 彼女みたいに気が利いて、周囲に気配りしてバランスをとってくれて、僕の言いたいことをちゃんと理解してくれて、楽しい会話ができる人なんていない。断言する。いない。

 彼女は僕がもうダメってなる限界ギリギリのところでいつも助けてくれる。今彼女に冷たいことを言われたら壊れてしまうっていうときに、優しくしてくれる。一人でイライラしている時も、気を遣って助けてくれる。

 僕のそんな感情の起伏とか、調子の良し悪しを彼女だけが気づいてくれる。

 この世には僕よりも頭のいい人が大勢いるはずなのに、僕があぁこの人頭いいなあって思う人ってそんなに多くない。今の職場で言えば、僕が尊敬するレベルで頭が良いなあと思うのは彼女くらいだ。頭がいいけど人格的にだめだろうっていう人とかは失格。

 彼女は頭の回転が早い。僕の思考が一周回る間に彼女は二周か三周していると思う。何かの方法を考えていて、これをこうして、ああしてやればうまくいくかもしれない、なんてやっていると、彼女はそれを考えた上でそれのメリット・デメリットまで考え終わっているといった感じ。

 今まで一緒に過ごした時間のお陰で、お互いの意思疎通レベルが上がっていることは間違いない。彼女との会話が一番楽しくて落ち着ける。気遣いはもちろん必要なんだけど、それは真に必要な気遣いであって、余計な気遣いをしなくていい。

 高い次元でコミュニケーションがとれているから、彼女との時間が心地よいのは当たり前なのだろう。

 彼女以外の人と物足りない会話をしていると、やっぱり彼女がいいなあって思う。