かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

よーぐると

 今日は予定があったのでお休みを貰っていて、彼女も仕事終わりから予定が入っているという日だった。

 やはり彼女は最近予定がぎちぎちで、絶え間なく何かに取り組んでいるというような印象を受ける。先日の休みの日をゆっくり過ごすという選択をしてよかったなって改めて思った。

 明日も明後日もたっぷり予定が詰まっているらしく、仕事で彼女と会う機会がない。

 そんなこんなでしばらく彼女に会えないなと思っていたんだけど、僕の手元にある本が急ぎ欲しいということで、お出かけを終えた彼女が僕の家まで来てくれることになった。

 電話口で僕の家まで来るとは言っていたんだけど、彼女が僕の家までたどり着けるのかなあと心配していると、最寄りのコンビニに到着したという連絡が入った。

 なるほど!と僕は思った。どうやって家まで誘導しようかなあってことに思いを巡らせていたので、コンビニに集合という一番簡単な選択肢を見落としていた。

 急いで部屋着からギリギリ外出できる格好へと変身を済ませ、彼女の元へ向かった。

 彼女が欲しかった本は僕が彼女から借りていたもので、ラッピングのやり方について簡単にできるよう説明してくれている本。

 今日彼女が出掛けたのは、とある人へのプレゼントを選びに行くためで、プレゼントを無事購入した彼女はラッピングをしたかったというわけなのだ。

 彼女は早めにやっておきたかったから、と言っていたけど、もしかしたら僕に会いたいからわざわざ取りに来てくれたのかもしれない。うふふ。

 ももちゃんへの誕生日プレゼントも買っていた彼女は、僕にそれを見せてくれた。僕でも知ってる高級ブランドの口紅。

 一体それがいくらなのか当てようと僕は必死になって、散々悩んだ挙句出した答えは大ハズレだった。

 そうそう、彼女からプレゼントをもらった。

 ココアチップのついたヨーグルト。

 彼女が以前食べてお気に入りのやつ。食べてみたいなあって思っていたんだけど、なかなか買う機会がなくて諦めていた。

 わざわざ出向いてくれたお礼にってくれた。嬉しい!

 いつも仕事前に食欲がわかなくて困っているので、このヨーグルトを食べて仕事に行こうと思う。

 彼女にとって僕の家の近くまで車を走らせるのはかなりの苦痛を伴っただろうけど、来てくれて嬉しかった。ありがとう。

 いつも僕の家の方まで来てもらった時は、彼女の帰りがすごく心配になる。とっても暗いからね。ちゃんと帰れるかなあって。いつもは彼女を家に送るか、彼女の車を先導して家まで一緒にいくかだから、彼女の家から離れた地点から彼女を見送るというのが心配になる。

 家に着いたっていう連絡が来るとほっと一安心。

 今日は会えないと思っていたけど、会う機会を作ってもらえて、彼女の顔がみれてよかった。 

 しばらく話もできて、楽しかった。

 彼女に会えない日もなんとか頑張ろうと思う。