かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

理想

 僕にとって彼女は理想の女性なんだなあって改めて思った。

 この世界には色んな人がいるんだなあなんて考えていたら、こんなにも僕にとって理想の女性はいないんだろうなあって思ったのだ。

 彼女は可愛い。僕の目には非の打ち所がないくらい可愛く見える。顔とかスタイルとか、全てが素敵だって思う。

 彼女の癖や嗜好に、僕がやって欲しくないこともない。これって結構重要なことだと思う。例えば僕はタバコが好きじゃない。タバコを吸っている女性を見るとすごく残念な気持ちになる。どんなに可愛くてもタバコ吸ってたらがっかりする。

 もちろん彼女はタバコ吸わない。もし彼女が喫煙者だったとしたら、嫌いにはならないけどすごく嫌だと思う。

 その癖やめてよーって思うものもないし、一緒にいて人前でやって欲しくないような非常識なこともしない。一緒にいて、変なこと言わないかなってヒヤヒヤするような不安を持たなくていい。もしかしたら彼女は僕に対してそういう不安を抱いているかもしれないね。

 好みが似ているから、無理に合わせるっていうことが必要になるケースが少ない。例えば机の上にペン立てを置きたいっていうときに、どこに置くかで意見が真っ二つに割れるってことはない。僕が、ここに置きたいなあって思ったところに彼女が置きたいって言うことも多いし、多少意見が違ってもすり合わせが可能なことも多い。

 食べ物もそう。好みが似てるから、あれ食べたいこれ食べたいってお互いが言い出したとしても、それにお互いが合わせていける。僕のすごく食べたいものが、彼女のすごく嫌いなものっていうことはほぼないと思う。逆もまた然り。

 お互いが食べているものを味見することもできる。

 好みがだいたい似ているんだけど、なぜかお互いの苦手なものをお互いが補完できていることも多い。

 彼女の嫌いな野菜を僕は問題なく食べれる。逆に僕の苦手な食材を彼女は美味しく食べれる。僕は音楽と英語がものすごく苦手なんだけど、彼女は音楽に関してかなり優秀。英語も僕より断然できる。彼女は機械の操作全般が苦手だけど僕は機械をいじるのが好き。

 こんな具合。

 僕は、見た目が可愛くて、教養と常識があって考え方がしっかりしている人が好きだ。好みが合って、話が合えばなおいい。僕の知らないことを知っていて、僕に新しい何かを与えてくれる人が好きだ。

 彼女はその条件を全て満たしている。僕にとって理想の女性。

 彼女はなんて素敵なんだって思った話でした。