かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

どーなつ

 今日は彼女と遊んだ。

 久しぶりに遊べるということで、昨日は楽しみで楽しみで仕方なかった。うきうきしてなかなか眠れなかった。横になりながら、おおまかにでも明日の予定を考えておこうって思っていたら目が冴えちゃって。おかげで寝不足気味だった。

 目が覚めて、お昼ごはんを食べて支度をして、少し早めに家を出た。家にいてもすることがないし、わくわくでじっとしていられなかった。

 コンビニに寄って飲み物でも買っておこうって思った。初めて見るお茶があったのでそれを買って、あともちもちのたい焼きが売っていたので買った。もちもちたい焼きは僕と彼女の大好物。二つ買っても良かったんだけど、僕はお腹がいっぱいで食べられそうになかったので、彼女へのプレゼントにした。

 家まで迎えに行くと、甥っ子(みずまんじゅうくん)を抱っこした彼女が現れた。みずまんじゅうくんは虚ろな目で近くのポストに向かって手を振っていて、おやおや?って思いながら近づいていくと、僕に対しても手を振ってくれた。やった!

 ちゃんと僕の方を見て、認識して手を振ってもらえたようだったので嬉しかった。更に近づいて行ったら泣かれちゃったけどね!どうやら眠くてご機嫌斜めだったみたいだ。

 ちょうどそのタイミングで彼女の家に宅配便が届いた。それはみずまんじゅうくんのおもちゃで、受け取った彼女は早速ガサガサと箱を開けて中身を取り出していた。箱がなかなか開かなくて困ってる彼女が可愛かった。

 みずまんじゅうくんと別れ、僕たちはお出かけ、といってもどこか遠出するわけではなく、まったりするっていう予定。

 彼女が持ってきてくれたDVDを見ながらマッサージをするっていう。

 最近時間を掛けてゆっくりマッサージをしてあげられてなくて、僕はもうマッサージをしたくてしたくてたまらなかった。彼女の疲れをどうにか癒してあげたかった。

 というわけで、映画を観て時折ツッコミを入れたり笑ったりしながらマッサージ。マッサージを一旦終えて、髪を撫でていると彼女がうとうとしだした。リラックスしてくれてるんだなあと嬉しく思って、映画が終わるまでそのまま静かにしてた。

 映画を観終えてマッサージを再開。念入りに。でも今日は時間の都合上、すごく念入りにはできなくて、ちょっと残念。もう二時間くらい時間を掛けてじっくりやりたいなあって思う。休憩をはさみつつね。

 それから本屋さんに行くことにした。僕も彼女も好きな漫画の続刊が発売しているということで、それを買いに。特に他には見るものがなかったので早々にお店を後にして、その後ドラッグストアに向かった。

 とっても可愛いヘアワックスがあったので、彼女に買ってあげた。見た目が可愛いので、飾っておいても良い感じ。良いプレゼントができたと思う。

 いいワックスは見つかったけど、他にめぼしい物がなかったので、もう一箇所ドラッグストアに行くことにした。

 店内をぐるっと見て回りながら、彼女のサークル活動内の話なんかを聞きつつ楽しく買い物をした。

 僕たちはすごくドラッグストアが好きで、服屋さんに行っていい服あるかしら?って探すようなわくわくする感覚でドラッグストアを巡る。

 お菓子だとか、部屋の芳香剤だとか、そんなものを買うのがすごく楽しい。お店を歩きまわっているだけで楽しい。今日も彼女とすごく楽しいね!って言いながら買い物をした。

 僕の部屋の芳香剤が切れているので、いい匂いのやつを買おう!って意気込んだ結果、彼女の部屋にあるのと同じ芳香剤を買うことにした。同じにおいにする!って言ったら彼女に気持ち悪がられた。でもとっても素敵って思った。

 ついでに、みずまんじゅうくんにレンジで作れる蒸しパンを買ってあげた。何かプレゼントしたいなあって思っていた僕に彼女が案を出してくれたのだ。これを買ったら彼女がみずまんじゅうくんに作ってあげるっていうので、即決した。

 邪魔にもならないし高くもないし、いいプレゼントになったかな!

 買い物を終え、お腹が空いたのでパスタ屋さんへ向かう。

 ドラッグストアに向かう道中、パスタ屋さんが目に入った時点で晩御飯は決定していた。

 少ない店員さんに対してお客さんが多いっていう状況で、かなりバタバタ忙しそうな店員さん。いつもに比べると料理が運ばれてくるまでの時間がかなり長かった。忙しいんだろうなあって思っていたので、早くこないかなあって彼女と話していたものの、イライラするようなことはなく、ただひたすら空腹と戦いながら待った。

 やっと来たパスタをぱくぱく頂いて、お腹がいっぱいに。彼女が食べていたパスタを僕に分けてくれたんだけど、僕がそれを食べておいしい!って喜んでいたら、彼女がすごく優しい笑顔を見せてくれて、その顔がすっごく素敵だった。一緒にご飯を食べていて、お互いの食べているものをちょっと分けてもらうのがすごく好き。それができるということに幸せを感じる。

 食事を終え、お腹がぱんぱんになったので、しばらく車の中で休憩することに。

 もう帰らなきゃいけない時間に近づいてきていたので、あまりゆっくりはできなかったけど、少し落ち着いて過ごせる時間があると良い。ご飯を食べてそのまま解散ってなると物悲しい。

 今日はすごく楽しくて、僕は知らず知らずにすごくはしゃいでいたようで、この時はもう結構疲れていた。でももっと彼女と遊びたくて、一緒にいたくてたまらなかった。

 でも帰らなきゃいけないので、彼女を家まで送り届けた。

 昨日からずっと楽しみにしていた今日がこれで終わってしまうことが悲しくて、そしてまた次は何を楽しみにして生きればいいのか分からないことが悲しくて、楽しかった!幸せだった!ってなるはずなのに寂しくなってしまった。

 楽しくて楽しくて、すごく幸せを感じたことは間違いない。凄くいい一日だった。今日がすごく楽しかったから、その反動で寂しくなっちゃう。また彼女と楽しく遊びたい。