日課
彼女との間で日課になっていることと言えば、このブログを書くことと、日記を書くこと、そして寝るときに電話をすることだ。
ブログはなんとか毎日書き続けてきた。書くことが思い浮かばない時も、諦めずに考え続ければなにかしら書くことが出てくる。内容に間違いがあって彼女から指摘されて書きなおしたり、もう一つ記事を書いてという要望をもらって新しく書いたりしているから一日に二つ書くこともあった。よくこんなに続いたなあと思う。
書き始めた頃に比べれば、テーマさえ決まればすんなり書き進めることができるようになった。最初に一時間掛かっていた内容なら、今は三十分くらいで書けると思う。
内容が向上したかどうかとか、文章力がついたかどうかはよく分からない。あんまり変わらない気もする。
日記は休む日もあるけどだいたい毎日書いてる。一ページを埋めるのは僕も彼女も厳しい時があるので、絵でごまかしたり、空白のままっていうこともある。特に彼女は疲れてて文章を考えるのもしんどいっていう時があるから、無理に書かなくていいよって言っている。
彼女にとって、書かなくてはいけないっていう義務感がプレッシャーになってしまうことがある。結果的に書くにしても、書かないにしても、書かなくてはいけないという気持ちに追い込まれてしまってつらいっていうことにならないようにしてあげなきゃなって思う。無理して書く必要はないし、書けなくて申し訳ないって思うこともないよって。
決して彼女の書いてくれる日記を楽しみにしてないわけじゃないよ。書いてくれれば嬉しいし、彼女から発信されるいろんな情報が非常に興味深い。
そして最後に電話。
これも義務っていう訳じゃないけど、ほとんど毎日している。
彼女は最近疲れている事もあって、電話を初めて三十分くらいで眠りに落ちてしまう。
彼女が寝るまでの間、僕が一方的にぐだぐだ話をしたり、歌をうたったり、本を音読したりして過ごす。彼女ももちろん会話してくれるけど、寝るモードに入った彼女はとっても静かだ。どのタイミングで寝ちゃったか分からないから、寝たかなあ?って思いながらしばらくしゃべってる。夢に入りかけの彼女に僕の声が届いて、僕の話している内容と夢がリンクしていたら面白いななんて思いながら。
そして彼女は、寝てしまってからたいてい三十分前後で一回目を覚ます。最近なかなか眠れない僕はその時のために本を読んだりしながら彼女の目覚めを待って、軽く声を掛けてもう一回本を音読してあげる。そうすると彼女は再び眠りにつけるみたい。それから僕も眠りにつく。
これが僕と彼女の日課。どうしてもやらなきゃいけないわけではないけど、やらなかったらちょっと寂しいものたち。
ブログも毎日彼女が楽しみにしてくれているから、簡単に今日調子でないからやめとくわーとはできない。出来る限り頑張ってみる。結果彼女が喜んでくれるなら多少苦しんでも書きたいなあと思う。
がんばろう。