かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

えび

 今日はお仕事。彼女もお仕事。久々に一緒に働いた。

 彼女と一緒に働けるのは嬉しいもので、眠くってしんどくってテンションが上がらない僕も、その嬉しさでなんとかテンションを持ち上げようと頑張る力を貰えた。

 仕事に追われながらも彼女のところにちょいちょい顔を出して構ってもらい、仕事と癒しの両立を図った。

 彼女が僕より先に仕事を終え帰ることは確定していたので、僕は彼女が帰る時間に休憩を取ることにして、休憩中一緒に過ごすことができた。

 僕はご飯を食べていると、彼女がお弁当のおかずを欲しがったのであげた。

 かなりメインのおかずだったのでちょっとあげるのをためらったけど、彼女が欲しがっているんだからあげない理由がない。

 エビマヨだったんだけどね、彼女はエビ好きじゃん。かなりお気に召したようで、あげてよかったなあと思った。嬉しそうだった。

 パクパクお弁当を食べ進めていると、最後にエビマヨが残った。彼女がエビマヨを食べた直後から、エビマヨを買って帰りたくなるくらいおいしかった。エビマヨ食べたいって言い続けていたので、最後の一口もあげることにした。

 いいのー!って喜んで、とっても幸せそうな顔をしてくれた。おいしそうにもぐもぐしている彼女を見たら、僕が食べるよりエビも幸せだっただろうと思った。

 その後一度帰った彼女が、再び職場に寄ってくれたんだけどその時の帰り際に「今日はたくさん一緒にいられたね」って言ってくれて、嬉しくなった。彼女もそういう風に思ってくれているのは嬉しい。

 もっと長いこと一緒にいたいと思ってしまうのは仕方ないにしても、この時間一緒にいられることに幸せを感じて満足しなきゃいけないなって思う。

 彼女が帰ってしまった後の仕事が嫌で嫌で仕方なかったけど、一緒にいられたことで少し気持ちが上向きになったのか、なんとか頑張ることができた。

 彼女に会うっていうことが僕にとって重要なことなんだなあって思った。たぶん自分で思っている以上に色んな方向に影響していってる気がする。