かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

おつかい「なすのつけもの」

 今日はお休みだったので、なにをしようかなあと思いながら、もなかを散歩したり、車を洗ったりしていた。

 夕方、父の誕生日を祝うため外食して、満腹になって帰宅。ごろごろしたまま一日を終えようかと思ったけど、彼女に会いたくなった。

 ちょうどガソリン入れに行かなきゃなーと思っていたので、ついでに出掛けることにした。予告なしに行くのもいいけど、とりあえず彼女に会いに行くよって連絡したら「なすのつけもの」と返事がきた。

 「会いに行くよ」の返事が「なすのつけもの」ってなんだよってというような次元の低い感想を抱いてはいけない。これはもちろん、「会いに来るんだったらなすのつけものが食べたいから買ってきてくれたら嬉しいな!(はーと)」の略である。

 ということで僕はすぐさまコンビニへ寄って、彼女のお気に入りのなすのつけものを手に入れた。ついでに自分用のおにぎりと、もしかしたら甘いモノが食べたいって彼女が思っているかもしれないので、生クリームパンという美味しそうなやつも買った。もし彼女がいらないって言ったら自分で食べればいいし。

 彼女へのお土産が用意出来たので待ち合わせのこれまたコンビニへ。コンビニさんにはすごくお世話になっている。

 彼女がやってくると腰が痛いって言ってつらそうだった。どうやらだいぶおつかれみたい。体調もあんまり良くなようだ。コンビニで飲み物を買い、車に戻って新しい甥っ子の動画を観る。甥っ子動画を観ている時の彼女は本当に楽しそう。あぁこれが癒やしというやつなんだなって思う。僕がいくら頑張っても、甥っ子には勝ち目がないなあって思う。対抗する相手として見てないけどさ、僕が甥っ子みたいに彼女を癒やすことはできないだろうなあって。甥っ子は特別。僕が見たってすごく可愛くて、癒やされる。

 彼女が下半身がすごくしんどい、むくんでるって言うので軽くマッサージしてみた。そしたら本当にものすごく張ってる感じで、硬かった。もうずっと彼女の足をマッサージしているから、彼女の足のしんどさっていうのが指先から伝わってくる。それってすごいなって思った。それと同時にうれしくもなった。積み重ねて来たものが報われている感じがして。

 今日ゆっくりマッサージしてあげる時間はないから、少しでもらくになるようにと思って一生懸命マッサージした。ほんの少しだろうけど、楽になったよって言ってくれて、頑張ったかいがあったなって思った。

 本当にすごくふくらはぎとか硬くて、マッサージのやりがいを感じだ。時間があればもっとやってあげたかった。彼女も物足りなかっただろうけど、やってる側の僕も物足りなかった。

 あんなにはっきり分かるほど、身体に疲れが溜まっているってことはものすごくしんどいんだろうなって可哀想になった。

 身体と心の両方が疲れてて、身体の疲れが心の疲れを助長して、心の疲れのせいで身体の疲れもすっきりしないっていう感じになってしまっているのかなって思った。

 マッサージすることで、多少でも彼女のストレス解消と身体の疲れの軽減に貢献できればなあって思う。

 そういえば、時折彼女がちょっとした用事で電話を掛けてきてくれることがあるんだけど、唐突でちょっとびっくりする一方すごく嬉しいので、なにか御用の際はお気軽にご連絡願いたい。びっくりするのは彼女以外から電話がかかってくることがないから、慣れてないっていうだけね。

 今日はお薬を買おうと思っているんだけど、どれがいいかなっていう電話が来て、相談に乗ったんだけど、それだけでなんだか嬉しくて、テンションあがった。彼女の声が聞けるからかな。

 些細なことだけど、彼女と接していられてるんだなあって幸せを感じる。

 以上、今日の彼女でした。